『吸血鬼』以後
ポリドリ『吸血鬼』自体がゴシック・ホラーの1篇であると同時に、ゴシックな名前つきモンスター共の呼び水となった感がある。アシュリマン教授の分類を参考に、19世紀にゾロゾロ出てきたろくでもない連中のルーツに迫るコレクションとしたい。
さまよえるオランダ人、あるいは幽霊船 The Flying Dutchman, or, the Phantom Ship 全3幕 JAMESON 版
ワーグナーのオペラ『さまよえるオランダ人』台本の元になったハイネの小説の、そのまた元になったらしきブルレッタ(ライトなオペラ)。この翻訳は Google Books にある I. JAMESON 版に//
掲載日:2022年 05月 14日
最終掲載日:2022年 07月 05日
キーワード:
伝奇
時代小説
怪談
冒険
さまよえるオランダ人
オペラ
翻訳
クルックシャンク
幽霊船
19世紀イギリス
デュラハン。THE DULLAHAN.
首なし族を訝る勿れ、
毎日挨拶交わす仲。
昔話を馬鹿にする勿れ、
馬鹿と毎日付き合う中。
“Then wonder not at headless folk,
Since every day y//
掲載日:2023年 05月 09日
最終掲載日:2023年 08月 03日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
伝奇
怪談
アイルランド民話
翻訳
妖精
近世
コーチ・ア・バウアー
トランシルヴァニアの迷信。 TRANSYLVANIAN SUPERSTITIONS.
事実上『ドラキュラ』初の映画化であった『ノスフェラトゥ Nosferatu』の語源が本書にあるという、吸血鬼史上なくてはならない1冊の筈なのに、邦訳がない。そこで、これを少しずつ翻訳して紹介しよう。
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掲載日:2023年 08月 24日
最終掲載日:2023年 08月 29日
キーワード:
怪談
ノスフェラトゥ
『ドラキュラ』ネタ元
ルーマニア
ストリゴイ
プリゴリッチュ
パパルーガ
森の彼方の国。第1巻 The Land Beyond the Forest. vol.I
『トランシルヴァニアの迷信』著者のエミリー・ジェラルド女史はその後、トランシルヴァニア全般に関する2巻の滞在記を出している(1888)。題名はトランシルヴァニアを指すというか、この題名をラテン語で表す//
掲載日:2023年 09月 02日
最終掲載日:2024年 01月 22日
キーワード:
ルーマニア地誌
19世紀
『ドラキュラ』ネタ元
紀行文
翻訳
吸血鬼。J・C・マクスウェルによる韻律への計算 THE VAMPYRE. Compylt into Meeter by James Clerk Maxwell [ 1845. ]
詩人にして「マクスウェルの悪魔」の小ネタでも知られる電磁気学の大家、マクスウェル大先生がなんと、吸血鬼のバラッドを遺していたとは今の今まで知らなかった。お年玉というには少々遅く、あまりにも不吉ではある//
掲載日:2024年 01月 23日
最終更新日:
2024年 03月 18日
キーワード:
悲恋
怪談
詩
バラッド
ゴシック・ホラー
19世紀
ヴィクトリア朝英文学
吸血鬼(ストリゴイ)。THE VAMPYRE (STRIGOIUL).
『森の彼方の国』にも採り上げれられたルーマニアの詩人、ヴァシレ・アレクサンドリ Vasile Alecsandri、(1821-1890)による吸血鬼のバラッド。の、WM. BEATTY-KINGST//
掲載日:2024年 01月 24日
最終更新日:
2024年 01月 25日
作品に含まれる要素:
残酷な描写あり
キーワード:
怪談
無題(ハイネへ) 1823
ハインリヒ・ハイネと親交のあったロシアの外交官にして詩人、フョードル・イヴァーノヴィチ・チュッチェフ(露: Фёдор Ива́нович Тю́тчев、英: Fyodor Ivanovich Ty//
掲載日:2024年 02月 04日
最終更新日:
2024年 02月 04日
キーワード:
古典恋愛
伝奇
怪談
吸血鬼
森の彼方の国。第2巻 The Land beyond The Forest. Vol.II
エミリー・ジェラルド女史のトランシルヴァニア地誌、第2巻。
掲載日:2024年 02月 07日
最終掲載日:2024年 04月 25日
キーワード:
トランシルヴァニア
紀行文
翻訳
19世紀
悪の華 LES FLEURS DU MAL
ボードレール畢生の詩集『悪の華』全訳。を目指して翻訳中。フランス語は読めないので、お気づきの点は感想へどうぞ。翻訳の底本には、Wikisource 及び Google books にある第2版(186//
掲載日:2024年 08月 27日
最終掲載日:2025年 06月 08日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
詩集
ゴシック