短編・ほろ苦/切ない
完全なハッピーエンドではないですが後味良く余韻の残る作品です。
最後の王妃の最後の愛
革命で夫と王冠を失った王妃は森の奥に幽閉された。それから二十年、今も彼女に愛を乞う男がいる。
カクヨムにも投稿しています。
掲載日:2014年 08月 24日
最終更新日:
2015年 06月 12日
キーワード:
悲恋
ヒストリカル
王妃
革命
幽閉
道ならぬ恋
二十年越しの思い
王冠より大事なもの
切ないざまあ
yourSF
一人称対話形式
鱗粉注意報
口から無数の蝶を吐き出して死ぬ、という奇病に怯えるようになった世界。犠牲者の筋肉や内臓を食い尽くしたかのように、蛹のような人の殻だけを残し、煌く鱗粉を撒き散らして飛び去って行く蝶の群れ。
降り注ぐ鱗粉//
掲載日:2017年 06月 06日
最終掲載日:2017年 06月 14日
キーワード:
日常
パンデミック
蝶を吐く企画
文フリ短編小説賞2
自殺願望
コンプレックス
微ホラー
奇病
パニック
社会不安
心臓の歯車
きりきり、きりきり。私の一日はアデルお嬢様が発条(ぜんまい)を巻く音で始まる。
「おはよう、グレイス」
「おはようございます、お嬢様」
没落した名家の令嬢のアデルと機械人形のグレイス、二人だけの日々//
掲載日:2017年 12月 29日
最終更新日:
2018年 01月 29日
キーワード:
自動人形/機械人形
オートマトン
機械の心
主従
没落令嬢
家族
別離
幸福の王子
第1回11枚小説参加
ラストステージ
ヴァイオリニストの父が愛したのは、母でも息子である私でもなく、美しい音を秘めたヴァイオリン、《ダフネ》だった。だが、父の思想は《ダフネ》と添い遂げることを許さない。国や軍の意に沿う曲を奏でない父の手か//
掲載日:2018年 05月 21日
最終更新日:
2018年 05月 21日
キーワード:
文フリ短編小説賞3
シリアス
家族/親子
音楽
愛憎
復讐
戦争
カイルと共に
ジャーマンシェパードのカイルは、夫が訓練した軍用犬だ。夫の葬儀で棺から離れないカイルの姿は、世界中の人々の感動を呼んだ。妻である私にスポットがあたることはなかったけれど。
夫を亡くした悲しみと向き合う//
掲載日:2018年 05月 22日
最終更新日:
2018年 05月 22日
キーワード:
文フリ短編小説賞3
現代
夫婦
軍用犬
シェパード
別離/死別
相棒
再出発
ハナがいなくなった後
「私」と夫は、一年間深大寺に通い続けている。境内の一角にある動物霊園に、愛犬のハナが眠っているのだ。我が子同然に可愛がったハナがいなくなった後、私たちは「お父さん」でも「お母さん」でもなくなってしまっ//
掲載日:2019年 11月 12日
最終更新日:
2019年 11月 12日
キーワード:
現代
深大寺
熟年夫婦
ペットロス
犬
ハートウォーミング
老後