短編
その名の通り、私の短編集です。
蒙昧麒麟の追憶
高校生になると、思春期の半端な逸脱から、自らの人格を都合良く「子供」と「大人」に切り替えてしまう、或る意味最も愚かに過ごしてしまう事が、多少見受けられます。とある記事に寄れば、それらは「高二病」と呼//
掲載日:2014年 06月 11日
最終更新日:
2014年 08月 12日
キーワード:
文学
フィクション
優等生
劣等生
親友
家族
学校
述懐
嫉妬
浄罪
「調査」――[星辰調査録『有智生命の章』]の一部を抜粋
これは他の有知生命体が保管する調査録の一部を抜粋したに過ぎない。
掲載日:2015年 05月 17日
最終更新日:
2015年 05月 18日
キーワード:
SF
情報
人間
延々と団地
延々と団地が広がっている。
欄干から空を仰ごうものなら、団地の階層が消失点までずっと伸びているばかり。それは、見下ろしても同じ話だった。
だが、それでも私はこの世界に生まれた事を幸運に思う。
掲載日:2015年 05月 31日
最終更新日:
2015年 05月 31日
キーワード:
SF
団地
思弁的創作
ID帰納法
私の思った通り、ID(インテリジェントデザイン)説――この世は神の手により設計された――は正しかった。しかし、世界の設計者、主曰く「我を創らしめた存在がいる」と。私は迷路に迷い込んだ。
掲載日:2015年 06月 15日
最終更新日:
2015年 06月 18日
キーワード:
SF
ID説
唯一神
神
真理の穴
人々は穴を掘る美徳を知った。地下に横たわる<真の底>を掘り当てるべく、今日も誰かが、どこかの土を掻きわけているのだ。(全四話)
掲載日:2015年 06月 21日
最終掲載日:2015年 06月 21日
キーワード:
穴
真理
思弁的創作
象徴
欺瞞の怪物
「――真実は変わったんだ」
闇夜の港湾を駆ける影が二つ。
掲載日:2015年 06月 27日
最終更新日:
2015年 06月 28日
作品に含まれる要素:
R15
キーワード:
SF
SFじゃない
戦闘
真実
宗教
上位(アップワード)
上位(アップワード)は実に幻想的な世界であった。
視界は虹色であり、時間は混沌としている。私の肉体は組み変わり、一瞬一瞬が、異なる位置にあった。
掲載日:2015年 07月 20日
最終更新日:
2015年 07月 20日
キーワード:
その他
幻想
上位
量子論の嘘
量子論は嘘っぱちだ。それを知っているのは、世界数多の学者の中でも、ほんの指折り数える程。
掲載日:2015年 08月 12日
最終更新日:
2015年 08月 12日
キーワード:
SF
量子力学
量子論