短編集

ぼくはずっと、河辺にあった。 ぼくはずっと、ひとりだった。 そこに彼女は現れた。 “空襲”から逃げてきたのよって、眉を下げて苦笑した。 ※時代考証を全く行っておりません。戦時に関するツッコミはご遠//

タイトル通りです。一発ネタの為、とても短いです。

はいはい、皆さんこんにちは！　今度の長期休暇、ちょっと変わった旅行をしてみませんか？　国内旅行？　海外？　いえいえ！　わが社が提供しますのは、異次元の旅行でございます！　……え？　未開の地が多い異次元//

僕はカレーライスが好きだ。 異世界にカレーライスがないなら、異世界転生しない。 しないったらしないってば！

　私はメイザーズール辺境伯のご令嬢付きの騎士として、日々お仕えしている。だが、マイペースな彼女には振り回されっぱなしの日々である。 　そんな、日常模様の一部分。 　　　　 ※この作品は、以前のアカウン//

その冬、一人ぼっちがきらいな冬姫は、お調子者の浮遊霊と出会った。 寂しさを持て余していた冬姫は、離れがたい話し相手を見つけてしまった。

その冬。わたしたちを変えたのは、でっかい雪だるまだった。 ※本作は碧様より頂いたプロットを元に書かせていただきました。

むかしむかし。あるところに、桃太郎がいました。 「いや、いねえよ」 　あ、間違えました。桃の浮き輪に乗って、桃太郎はどんぶらこー、どんぶらこーと滝行しておりました。 「は？」 ※延々こんな調子です。//

　嘘か真か、かつて神々が争っていた時代に生まれたという災いの神が、現世に蘇ろうとしているという。黄梅（オウメイ）は師に、蘇るための器を壊せと命ぜられた。 　たどり着いた地は甘い香りに守られ、驚くほど繁//