短編・ショートショート

500字以内で気ままに短編を書きます。

【冬の童話祭2017】魔女によって姿を変えられてしまった冬の女王様。残されたクロスワードを頼りに、どれが冬の女王様かを当てなければ、元の姿には戻れない。そこでパズル好きの若者が王様に呼び出された。果た//

とある山道で、旅人は腹痛で倒れている子供を見つけました。どうやら子狐が化けているようです。そこで旅人は懲らしめようと、薬だと言ってドロップをやりましたが……。 （この作品は私のTwitter小説（14//

生きることの理不尽さも、楽しさも、葉っぱたちは知っているらしい。葉っぱたちの雑談を、少し聞いてみよう。【冬の童話祭り2016参加作】

－－この町には使われていないポストがある。でも郵便屋の私が見回ると、いつも沢山ゴミが入っているのである。まるでポストが泣いているようだ。そんなある日、ついに私は犯行現場を押さえたのだが－－　（この作品//

－－その昔、この地域を天災が襲い、草木が全て枯れてしまった時、とある男が一面を花で埋め尽くしたそうだ。しかし彼は神の怒りに触れて……。これはそんな伝承を調べることになった男の物語。－－　（この作品はT//

深夜のコンビニ。店内を見回す限り、今いるのはこのアルバイトしかいない。ということはつまり、僕が話しかけるべき相手は彼ということになる。「どうも、強盗です」－－慇懃無礼な強盗と天然バイト店員の繰り広げる//

クリスマスを前にして広く使われる言葉。「良い子にしてないとサンタさん来ないわよ」それに対して、ある少年が立ち向かおうとする物語。 （この作品はTwitter小説（140字小説）を元にして新たに書き起こ//

今年のクリスマス・イブもデートなんてことはなく、男だらけの忘年会へ行くことになった青年。忘年会へ向かいながら憂鬱な考え事をしていると、何気ない会話をしている小学生たちがいて……。そんな憂鬱なクリスマス//

演劇をして遊んでいるだけでいい世の中になった。今日も賑わう劇場街を訪れた二人の客は……。そんな楽園のちょっとした物語。

カラスは山の動物たちに嫌われていた。ある日、ついに耐えきれなくなって全身を白に染めてしまったカラスが、自らの潔白を証明しようとしていく物語。

ついに妖精を見つけた少年。彼が妖精を探していたのには理由があった。そんな小さな物語。 （この作品はTwitter小説（140字小説）を元にして新たに書き起こしたものです。元のTwitter小説はコチラ//

ごく普通の男子高校生は、ごく普通の朝を迎えた。しかしその朝の重力は、ごく普通に登校することを許さなかった。そんなどこかにいるかもしれない囚人の物語。

面倒臭がりな俺が、友人に連れられて向かったのはコンビニだった。彼はそこで、妹の誕生日プレゼントの”原料”としてアイスキャンディーを買うという。果たして何に使うのだろうか？　（この作品はTwitter小//

ひょんなことから「青いサンタクロース」になってしまったサンタのお話。 宮沢賢治っぽい世界を目指しました。 ＜bookYARDにても公開中！＞

悪魔は尋ねる。 「いなければいいと思うやつは誰だ」 悪魔は、指名された人間の命を食べる。 しかし、悪魔はそんなことはしたくなかった。 そんな悪魔が出会った、ある男の話。

お金持ちに買われた時計の話。 約800字と短めなので、ちらっと読んで、それで何か感じて頂ければ本望です。

一人の怪盗が廃墟に棲みついた魔女退治に挑むが、魔女にはある呪いがかけられていた。

【15分即興小説】僕の目の前で、ピエロのショーが始まった。（この小説は15分で書いたものです。さらに執筆の様子を動画にしてみたので、ぜひ見てみてください！→https://youtu.be/9gDaF//

【制限時間：15分　お題：俺は光景 必須要素：チョイ役】恋の行方はフィルムの中に。（即興小説トレーニングより自作を転載しました。 【URL: http://sokkyo-shosetsu.com/no//

手に取ったマグカップは、煙のように消えていった。

朝の海辺でのちょっとしたガール・ミーツ・ガール。即興小説トレーニングより自作を転載（http://sokkyo-shosetsu.com/novel.php?id=344335）。

夜の散歩の途中、展望台の上でカメラを構える男に出会う。彼が撮ろうとしているものとは？　（即興小説トレーニングより自作を転載しました。 【お題：誰かの朝日 制限時間：30分　URL: http://so//

旅人である私は、路傍で手紙を書いている牛飼いの青年に出会う。彼の左腕は失われ、血を流していた。彼は言う。あの牛の腹の中にいる女に恋をしているのだと。その女に腕を見せるために、牛に腕を食わせたのだと。

【夏のホラー2017】赤いリボンを付けた女の子の幽霊に「一緒にメリーゴーラウンドに乗ろう」と誘われたので乗ってみたら楽しかったというお話です。ただし感動しそうになったというクレームは受け付けておりませ//

ある精神科医が出会った、謎の症例。 その患者は言った。 「私は、ドアが怖いです」 それは何故か、人から人へ伝染《うつ》る精神病だった……。 ＜bookYARDにても公開中！＞

「未来探知機」は口は悪いが、未来に起きることを教えてくれる。たまたまそれを手に入れてしまった警官の物語。

夏の夜の悲劇の海で、光太郎は彼女の言葉を呟く。「私は琴音。冬の寒い日のオレンジジュースに付き合ってみたの」その思い出を振り返りながら、光太郎は既に決意を固めていた。これはハッピーエンドのお話。多分、き//

【大正浪漫ＳＦ】絡繰人形と呼ばれるアンドロイドが普及した大正時代。学生である主人公・椿は、小説を書く絡繰人形リャカを作ろうとしていたが、リャカは思うような小説を書くことができていなかった。ある日、椿が//

これは「自動化」の時代が過ぎて、「ヒューマンtoヒューマン」のサービスを提供するベンチャーが急成長を遂げた、馬鹿げた近未来のお話。とあるおっさんが、配車アプリに登録してその日暮らしをしていた。おっさん//

【SF青春ミステリ系ガール・ミーツ・ガール小説】女子高生である結城和泉のクラスに、転校生の嘉良華リャカがやってきた。彼女は、和泉がかつてオンライン小説投稿サイトで書いた小説の登場人物である嘉良華リャカ//