ゆるい短編

愛する人を救いたくて救えない英雄の話

舟に乗る人が語る事は

僕は君に「さようなら」を告げる

神様神様。質問してもいい?

君が消えても世界は回る。

運命の人と出会いました。

変な人から声をかけられた。

ある勇者のパーティに居た優しい騎士様の話。

正義の味方になりたかった少年は……。

選択肢を最初から与えられなかったことはやっぱり不幸なのだろうか。けれどそれしか道がなかったのならばそこに向かって進むしかないじゃないか。それでたとえ自分が破滅するとしても。

久しぶりとあいつが笑った。

びいどろの中に黒いインクを閉じ込めたような瞳をした青年だった。

私にとって言葉とは花のようなものだ。

これは私が聞いたある夢についての話。

その少女の体はただ動き続ける。

星の歌が聴こえるの。遠い空から美しい歌が届くのよ。たくさんの歌が合わさって、新しい歌が生まれるの。ほら、また歌う星が生まれたわ。とても綺麗な歌なのよ。

悪女と呼ばれた少女はどうしてそれが罪なのかわからなかったのです。

英雄は自分を否定する。俺は英雄なんかじゃない。

君が居ない。どこにも居ない。

空を飛ぶのです。高く蒼い空を飛ぶのです。

パロマ、パロマ。臆病なパロマ。

長生きの天使は小さな悪魔を見つけました

ごめんねアーチェ。でももう一緒に居れないの。

魔法使いの居ない灰かぶりは自分で下克上するのです

歌詞っぽいイメージで書いた文章

君が事故で死んだと聞かされた僕の話。きっとどこの誰にでも起きる可能性がある、何でもないよくある話だ。

魔王を倒すため、ケルンは魔王城へと行きました。魔王の前でケルンは一人、尋ねます。「ねえ、お前は自分が殺した人のこと覚えてる?」と。

私を助けたキミは…… イメージは歌詞っぽい感じ

私の中にある音の世界の話

ある神様が見た、幸福な少女の一生。

「君は太陽みたいだ」とあなたは言った。

ある男の噂を聞いた。森にいる幽霊のような男の噂を。

むかしむかしに生まれたある神様の話。

天使様とおしゃべりしたんだ。

何度生まれ変わっても、ユウトに恋をした。

ある日、一枚の恋文が私の所に届けられた。

魔女を殺すことが勇者の役割なのです。