京都にての物語
京都の観光地にて様々な『思い出』を得た人々の物語。
晴明神社~式神~
僕は修学旅行で晴明神社を訪れたが――。
――彼女は僕を使役する。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 03月 11日
最終更新日:
2013年 03月 11日
キーワード:
京都
旅行
晴明神社
式神
修学旅行
瑞泉寺~憎まず、恨まず~
保田豊美と久松香保は瑞泉寺を訪れたが――
秀次一族の墓所の半ばでしゃがみこんだ保田豊美は、怒りを抑えかねて久松香保に訴えるように声を荒げた。
「だから男って!――」
※自サイト『京都にての物語』//
掲載日:2013年 03月 02日
最終更新日:
2013年 03月 02日
キーワード:
京都
旅行
瑞泉寺
恵美須神社~笑顔のご利益~
家族で恵美須神社を訪れた葛城千里だったが――
――お父さんもえびす様もなにが楽しくて満面の笑みを浮かべているのだろう。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 03月 04日
最終更新日:
2013年 03月 04日
キーワード:
京都
旅行
恵美須神社
家族
笑顔
銀閣寺~月の寺~
渡辺明は宮内登に案内され銀閣寺を訪れた――
「金閣と比べてしまうと、確かに華というものはないですね。けど渡辺さん、なんでこの庭園がありきたりに見えると思います?」
※自サイト『京都にての物語』からの//
掲載日:2013年 03月 03日
最終更新日:
2013年 03月 03日
キーワード:
京都
旅行
銀閣寺
慈照寺
禅居庵~隠形の功徳~
祖母の千草八千代に連れられ、俊次は禅居庵を訪れたが――
「いいかい、摩利支天がなぜ開運や勝利の神といわれているか、よく考えなくちゃいけないよ。矢玉が当たらないというのはただの例え話さ--」
※自サイ//
掲載日:2013年 03月 05日
最終更新日:
2013年 03月 05日
キーワード:
京都
旅行
禅居庵
摩利支天
建仁寺
家族
三十三間堂~千手千眼~
正式名称を十一面千手千眼観世音菩薩という。つまり一体の立像は概念として1024個の眼を持っているのだ。それが千体。ざっと10万2400個の眼がこの堂内には密集しているわけだ。
※自サイト『京都にての//
掲載日:2013年 03月 06日
最終更新日:
2013年 03月 06日
キーワード:
京都
旅行
三十三間堂
蓮華王院
恋人
平安神宮~どれも運命~
――新規プロジェクトの成功!
祭神である桓武天皇といえば平安遷都を行った天皇だ。それはまさに当時の新規プロジェクトであり、今に至る京都の礎を築いたことを考えれば霊験はあらたかか。
※自サイト『京都に//
掲載日:2013年 03月 07日
最終更新日:
2013年 03月 07日
キーワード:
京都
旅行
平安神宮
仕事
出町妙音堂~年齢=(欲)=試練?~
野秋泉と熊耳健美は雨の中、出町妙音堂を訪れた--
「出町妙音堂には六角堂があって、その周りを歳の数だけ回って一心に祈願すれば成就間違いなしらしいですよ!」
※自サイト『京都にての物語』からの転載とな//
掲載日:2013年 03月 08日
最終更新日:
2019年 08月 08日
キーワード:
京都
旅行
出町妙音堂
弁財天
七福神
源光庵~悟りと迷いの窓~
源光庵のなによりの見所は、禅寺らしく『悟りの窓』と『迷いの窓』と銘打たれた異なる形の二つの窓――
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 03月 09日
最終更新日:
2013年 03月 09日
キーワード:
京都
旅行
源光庵
悟り
迷い
禅
北野天満宮~学問の神様へ~
娘の合格祈願の為に北野天満宮を訪れた安田国隆だったが――
修学旅行生を率いる先生、ではなく観光タクシーの運転手だろう年配の人物の言葉が耳に入った。
「折角だから和歌で願いを書いたら?」
※自サイト『//
掲載日:2013年 03月 10日
最終更新日:
2013年 03月 10日
キーワード:
京都
旅行
北野天満宮
菅原道真
和歌
合格祈願
親子
上賀茂神社~禊~
上賀茂神社を訪れた早紀江と敏夫の草野夫婦は、焼餅を楽しみながらも、楢の小川に手を浸して、連れ添った歳月をしみじみと思い出す。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 02月 11日
最終更新日:
2013年 02月 11日
キーワード:
京都
旅行
上賀茂神社
禊
白峯神宮~落とさないのを良しとする~
新田友則は司法試験を控えた朽木洋平を連れて白峯神宮を訪れた――
「はい、では蹴鞠とはどんな競技でしょう」
必要以上にテンション高く、友則は洋平に質問をぶつけた。
「鞠を落とさないように蹴り続ける競//
掲載日:2013年 03月 12日
最終更新日:
2013年 03月 12日
キーワード:
京都
旅行
白峯神宮
蹴鞠
崇徳院
合格
詩仙堂~自由の謳歌~
久遠孝太と三藤愛実は詩仙堂を訪れた――
突然、二人の傍らに座っていた白髪見事な老人が、庭園を見詰めたまま、独り言にしては大きな声で呟いた。
「この世界はなんと騒々しいのだろう」
※自サイト『京都//
掲載日:2013年 03月 13日
最終更新日:
2013年 03月 13日
キーワード:
京都
旅行
詩仙堂
音楽
ロック
石川丈山
八大神社~無駄足参り~
自分の道を進む為に、私には儀式が必要だった。
訪れたのは八大神社。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 03月 14日
最終更新日:
2019年 08月 08日
キーワード:
京都
旅行
八大神社
宮本武蔵
カメラ
車折神社~戻りたいお社~
車折神社を訪れた黒田香菜、安藤千夏、黛沙織。
――三人の前に、一人の麗人が立っていた。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 03月 15日
最終更新日:
2013年 03月 15日
キーワード:
京都
旅行
車折神社
芸能
パワースポット
鹿王院~夢告~
鹿王院は夢から生まれた。
鹿王院には、今も夢が生きている。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 03月 16日
最終更新日:
2019年 07月 03日
キーワード:
京都
旅行
鹿王院
夢
源実朝
足利義満
禅
藤森神社~女の矜持~
会社の部下である加山恭介、浜内波瑠を引き連れて、平野妙子は藤森神社を訪れた――
「なにって、女の矜持を示すのよ。続け野郎共!」
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 03月 17日
最終更新日:
2013年 03月 17日
キーワード:
京都
旅行
藤森神社
競馬
勝負
伏見稲荷大社~女神の微笑み~
植草結衣は大学の旧友である渡辺美咲の案内で伏見稲荷大社を訪れた。見どころである千本鳥居にて、結衣は祖母との思い出を美咲に語りだす――
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 05月 17日
最終更新日:
2013年 05月 17日
キーワード:
京都
観光
稲荷
伏見稲荷大社
恋愛
十輪寺~想い、祝福を~
訪れた十輪寺で、受付の年配の方が私に告げる。「庭園の桜は散ってしまったが、心豊かに、満開の桜を想像して御覧なさい――」その言葉が、私の十輪寺での拝観の姿勢を方向付けた。
※自サイト『京都にての物語』//
掲載日:2013年 08月 07日
最終更新日:
2013年 08月 11日
キーワード:
京都
観光
お寺
在原業平
桜
冠者殿社~誓文払い~
俺は彼女である奈央の真意を測る為、冠者殿社を訪れることにした。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 02月 28日
最終更新日:
2013年 02月 28日
キーワード:
京都
旅行
冠者殿社
恋人
永観堂~見返り阿弥陀~
京都の永観堂を訪れた津山志郎は、大学時代の友人である安芸仁に勧められるままに永観堂の見どころの一つである『見返り阿弥陀』と対峙した。その瞬間、志郎は『見返り阿弥陀』の声を聞いた。
※自サイト『京都に//
掲載日:2013年 02月 10日
最終更新日:
2013年 02月 10日
キーワード:
京都
旅行
永観堂
阿弥陀
鴨川~自然と歴史とデートスポット~
宮出康徳と藤谷茜は鴨川に掛かる四条大橋の袂で二人寄り添って座った。――俗にいう、鴨川縁の等間隔カップル(別称多々有)って奴で。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 02月 12日
最終更新日:
2013年 02月 12日
キーワード:
京都
旅行
鴨川
清水寺~人と人~
松枝悠基は幼き頃の約束を守る為、冬の清水寺を訪れた。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 02月 13日
最終更新日:
2013年 02月 13日
キーワード:
京都
旅行
清水寺
金閣寺~不滅の金閣~
夕暮れ時、西陽を浴びた金閣は照り輝き、その輝きの放射は炎の如き鮮やかさで、赤木満江は、そこに一つの太陽を見出した。金閣こそは、地上に現出した小さな太陽ではないかと――
※自サイト『京都にての物語』か//
掲載日:2013年 02月 14日
最終更新日:
2013年 02月 14日
キーワード:
京都
旅行
金閣寺
鹿苑寺
古知谷阿弥陀寺~リセットする覚悟~
「ここまでくれば、喧騒から解放される」ガイドブックの解説文句に惹かれ、和谷朝美は古知谷阿弥陀寺を訪れた。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 02月 15日
最終更新日:
2013年 02月 15日
キーワード:
京都
旅行
古知谷阿弥陀寺
下鴨神社~告白~
この想いを吐き出さなければいつまでも穢れは穢れのままに澱んでしまう。ならば、いっそのこと吐き出すしかない。
――願わくば、穢れを祓い清めたまえ。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 02月 16日
最終更新日:
2013年 02月 16日
キーワード:
京都
旅行
下鴨神社
神社
東寺~ライバル~
島田昌志は夫婦で東寺を訪れたのだが――
昌志は五重塔に嫉妬を覚えた。磐石として揺るがぬ、その存在に。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 02月 17日
最終更新日:
2013年 02月 17日
キーワード:
京都
旅行
東寺
寺院
仁和寺~桜の中の桜~
晩春の仁和寺を訪れた奈良田融と三橋雪絵。満開の桜を前に――
「ふうん。俺、さっきのお前の話しを思い出してみたんだけどさ、実はこの桜の背の低さって、左近の座を奪われた梅の呪いじゃねぇの?」
※自サイト//
掲載日:2013年 02月 18日
最終更新日:
2013年 02月 18日
キーワード:
京都
旅行
仁和寺
桜
花見
日向大神宮~天の岩戸~
着いた早々の大喧嘩を起こした立花朝美と鍋谷雅哉だったが、せっかくの京都旅行と気まずい中も日向大神宮を訪れた――
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 02月 19日
最終更新日:
2013年 02月 19日
キーワード:
京都
旅行
日向大神宮
天の岩戸
天照大御神
龍安寺~吾、唯足るを知る~
山下聡志は仁平洋美を連れて龍安寺を訪れ、有名な石庭についてレクチャーすると、銀縁の眼鏡を右手の中指で押し上げた――
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 02月 20日
最終更新日:
2013年 02月 20日
キーワード:
京都
旅行
龍安寺
恋人
六道珍皇寺~迎え鐘~
私は六道珍皇寺に強い興味を示した花山涼子を連れ、同寺を訪れた――。
涼子も綱を取り、勝手がわからないままに試すように綱を引いた。鐘楼の内より、僅かに低く曇った鐘の音が響いた。
鐘の音は本当にあの世ま//
掲載日:2013年 02月 21日
最終更新日:
2013年 02月 21日
キーワード:
京都
旅行
六道珍皇寺
六角堂~へそ石と中年男~
家族にせがまれて京都を訪れた私は、ひと時家族の束縛から逃れて六角堂を訪れたが――。
――へそ石。
どうした事か、今更ながらにその存在を意識した途端、私の心はえらく動揺した。
※自サイト『京都にての物//
掲載日:2013年 02月 22日
最終更新日:
2019年 08月 08日
キーワード:
京都
旅行
六角堂
頂法寺
中年男
聖徳太子
八坂神社~厄男落とし~
香西真由と山下香織は八坂神社を訪れた――。
「知ってる?この八坂神社に祭られている素戔嗚尊は、そもそもが禍をもたらす厄神なんだって。けど、礼を尽くす事によって、厄を払ってもくれるの――」
※自サイト//
掲載日:2013年 02月 23日
最終更新日:
2013年 02月 23日
キーワード:
京都
旅行
八坂神社
恋愛
安井金比羅宮~縁の再生~
滝川奈々は病を抱えた父の康夫を連れ、安井金比羅宮を訪れた――
「だからね、私はここで親子の縁の切ろうと決めてきたの。もうこれで、私とお父さんは赤の他人。親子でもなんでもない――」
※自サイト『京都に//
掲載日:2013年 02月 24日
最終更新日:
2013年 02月 24日
キーワード:
京都
旅行
安井金比羅宮
親子
縁切り
京都霊山護国神社~必死~
『維新の道』と刻まれた石碑を左手に見て、俺は――声に出してしまうと変人扱いされてしまうので――心の中で叫んだ。
「坂本先生!中岡先生!今、会いに行きます!」
※自サイト『京都にての物語』からの転載と//
掲載日:2013年 02月 25日
最終更新日:
2013年 02月 25日
キーワード:
京都
旅行
京都霊山護国神社
坂本龍馬
中岡慎太郎
太平洋戦争
神泉苑~悪男避、良男現~
女子三人で訪れた神泉苑にて--
「実はね、さっき話した逸話にヒントは隠されていたの。これほど女の子想いの神様はいないって感じなの――」
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 02月 26日
最終更新日:
2013年 02月 26日
キーワード:
京都
旅行
神泉苑
女子
御金神社~金、金、金~
金子一家が訪れた御金神社は――
本殿の屋根を飾る瓦にも『金』の文字が躍っていた。まさに『金』尽くしの社だった。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 02月 28日
最終更新日:
2013年 02月 28日
キーワード:
京都
旅行
御金神社
金融
八坂庚申堂~三尸の虫~
家長菜摘は添田優の腕を掴んだ。
「添田さんって、まるで三尸の虫だね」
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2013年 03月 01日
最終更新日:
2013年 03月 01日
キーワード:
京都
旅行
八坂庚申堂
修学旅行
京都御苑~贅沢空間~
法事で京都の実家に戻った父親だったが、居づらさから息子を連れて思い出の京都御苑へと向かった。ところが、親子の会話は噛み合わずに――
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2014年 02月 17日
最終更新日:
2014年 02月 17日
キーワード:
京都
京都御苑
京都御所
親子
父親
息子
蛸薬師堂~具戒清浄~
「ここが、たこ焼き屋の聖地や!」 という友人の蛸薬師堂への聖地参りに付き合った俺は、そこで『ガン封じ天下無双』の板書きを目にし――自分を捨てた母と、恩ある父への想いの中で選択の悩みに落ちた。
※自サ//
掲載日:2015年 06月 01日
最終更新日:
2019年 08月 08日
キーワード:
京都
蛸薬師堂
永福寺
癌
病気
親子
市比賣神社~キラキラ~
パティシエ修行の為渡仏する娘とその親友を連れ、母は市比賣神社を訪れた。「女性の強い味方」と母は二人に笑った。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
掲載日:2015年 06月 29日
最終更新日:
2015年 06月 29日
キーワード:
京都
市比賣神社
神社
厄除
女性
観光
護王神社~立つ!~
脳梗塞に倒れ歩行の自由を失った白池武雄は、家族と共に足腰守護で信仰を集める京都の護王神社を訪れた。車椅子に座り神前に着いた時、武雄は突然車椅子の手すりを握りしめ、戸惑う家族をよそに体を震わせた。
※//
掲載日:2015年 08月 26日
最終更新日:
2017年 10月 12日
キーワード:
護王神社
京都
観光
和気清麻呂
神社
足腰
神光院~で、どうするの?~
「かわいい!」
下妻亜里沙は、タブレットを操作しながら声を上げた。
タブレット画面に表示されていたのは、幕末の女流歌人である大田垣蓮月の逸話。
蓮月に触発された亜里沙は、気の向くままに京都//
掲載日:2017年 09月 16日
最終更新日:
2017年 09月 16日
キーワード:
日常
京都
旅行
観光
寺院
神光院
大田垣蓮月
宝積寺~小槌で打つべきは~
「この宝積寺には、一寸法師で有名な小槌が祀られているんだ」
幼き頃、父に連れられ登った宝積寺へと続く坂道。
今、その坂道を俺は、一歩一歩を確かめ、踏みしめ、固めて歩いていく――
※自サイト『京//
掲載日:2018年 11月 25日
最終更新日:
2018年 11月 25日
キーワード:
日常
宝積寺
宝寺
京都
大山崎
一寸法師
打出の小槌
聖武天皇
羽柴秀吉
明智光秀
山崎の戦い
長州藩
招福
大黒天