短編集

私の隣人は独り言がうるさい。そんな彼女のことが嫌いなのに。 © 2022 Asatsuki Sato

セーターを着る季節がやってくると猫を羨まずにはいられない。 © 2022 Asatsuki Sato

体育祭の日、僕は学校を休んだ。クラスの皆が心配するなか、幡中さんは僕のことを嘘つきと言った。　　 アルファポリスにも掲載しています。 © 2022 Asatsuki Sato

大学三年生の夏。親友のユカが帰省し、相談をもちかけてくる。内容はガールズグループ脱退についてだった。 三年後、あたしはユカの出した答えを見守る。 ノベルデイズにも掲載しています。 © 2022 As//

なにもしたくない。なにものにもなりたくない。凪いだ海を眺め、穏やかに過ごしたい。なのに君はぼくを可哀想だなんて揶揄するのだね。 © 2023 Asatsuki Sato

もし。そこのあなた。そうです、あなたです。よければワタクシ雀が昔見た話を聞いてはくれませんか。なに、羽休めの間だけでいいのです。羽を休めたら飛んでいきますから。 ノベルデイズにも掲載しています。 ©//

男子高校生の僕×映画館の魔女。 拙作は再掲載作品です。転載禁止。

七夕。誰もが願いごとを短冊に書く中、わたしに願いはなかった。 そこに、ご老人が声をかけてくる。「願いごと、あなたは書かないんですか？」 アルファポリス、ノベルデイズ、カクヨムにも掲載しています。 ©//

煙草。味やブランドはよくわからない。ましてや電子煙草との違いなんてさっぱり。けれど、彼と煙草を嗜む時間は好きだ。 煙草は二十歳になってから。 ポイ捨てダメ絶対。 拙作はノベルデイズ課題文学賞に応募//

女子高生の私が青年の彼に出会い、変わっていく話。 ※知らない人についていくのは危険です。真似しないでください。 エブリスタにも掲載しています。 © 2023 Asatsuki Sato

これは孤独の青春。 つねに負け組だと思う「わたし」。 夏休み明けの登校中、気分が乗らない。そこで「わたし」は学校までの坂を駆け上がることにした。 拙作はエブリスタの妄想コンテスト「夏の終わり」に応//

あなたのこと気になっちゃった。 そういって学校も就職も、どこまでも私についてきた切明優輝(きりあきゆうき)。 仕事を始めて一年を目前に、優輝は仕事をやめた。そして地元に帰るという。 なぜ私から離れるの//

公園にたった一本植えられたサクラの木。数年前の交通事故より花見客がいなくなった公園にやってきたのは、無職になった男だった。 拙作はエブリスタの妄想コンテスト「お花見」に応募していました。 エブリスタ//

男の友人、春口功には夢があった。本屋の店長になって住民全員が求めに訪れるような本屋を作ることである。 男は学生の頃から彼の夢を見守ってきたが、出向で東京に引っ越すこととなり、功と離れてしまう。 五年後//

君に届くまで、のばし続ける。 拙作はエブリスタの妄想コンテスト「のびる」に応募しました。 エブリスタにも掲載しています。 © 2024 Asatsuki Sato

夏に電車のトンネルを通るとき、天使が現れる。そんな噂のあるトンネルに向かう。彼女ともう一度会うために。 ファンタジー要素が少しあります。 拙作は『NOVEL to WORLDコンテスト』に応募しま//

ご飯を食べないしば犬のポチと最後の散歩に行く。 ホラー要素のあるヒューマンドラマです。 エブリスタ、ノベルデイズ、カクヨムにも掲載しています。 © 2023 Asatsuki Sato