超短編ホラー

動画投稿をしていた二人組が亡くなった。 そのニュースは地方紙の小さな記事にしかならなかったが、彼等の投稿した最後の動画は彼等の最後を収めた物だった。

小さな部屋。 そこに現れるコーヒー。 それをただ飲む。 その理由は分からない。 けど、飲むしかない。 そう、飲むしかないんだ。

この街にはある噂がある。 それは、街の外れにある神社に一人で行ってはいけないという物だった。

　これは私が高校生の頃に所属していた映画研究部で起きた、ある事件の話です。 　そこから始まった『制作』　を訪ね歩く『女』 　その存在は『制作』　を通して、好奇心と恐怖を呼ぶ。

願いかなうノート、その願いは確実に叶えられる。 そのノートの表紙には赤い山が書かれているそうだ。 そんな話を先輩から聞いてしまった。

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教会。 そこはあらゆる人の願いを含んだ場所。 その願いは、綺麗な物とは限らない。

市役所の大時計。 その警備員達の間には、外に出せない話がある。

　廃ホテルに肝試しに訪れたカップル。 「男の霊が出る」 　そんな噂を聞いて訪れた。

「千詩楼（せんしろう）」 　その綺麗な名前とは裏腹に、ここにはいわくつきの部屋がある。 『泊まったら、呪い殺される』 　その部屋は客室の通路を曲がって奥の部屋。 　そこで新たに起こった事件、それ//

カツカツカツカツ、カツカツカツカツ。

我が家は代々ある仕事を生業にしていたのだけど、父はやりたがらなかったので、私が代わりに継ぐ事になりました。 肉体労働なので大変ですが、やりがいのある仕事です。

祖母が人を殺した。 そう連絡を受けた私と母は、車で母の実家でもある祖母の家に向かった。 ※「エブリスタ」にも投稿しています。

寝ぼけ眼で見る夢は、夢か現か。

『ひまわり』 　名前も知らない彼の事を私はそう呼んだ。 　柔和な表情の芸術家である彼は、見ず知らずの私の愚痴を文句も言わず聞いてくれた。 　そんな彼に恩返しをしたくて『ひまわり』　の家を訪れる事に……//

　写真を趣味とする男のたった数秒の……だけど無限に続く数秒。 　彼は名前のない商店街で喜び、惑い、絶望する。

　タケルは大学の友人であるミノルに誘われて、県内な廃旅館へとやってきた。 　旅館では過去に事件が起こり、いわくつきのいわゆる「心霊スポット」　になっていた。 　そんな場所へ興味本位で訪れた二人だったが//

　ラジオでの怪談話は夏の風物詩。 　常岡幸太郎（ときおかこうたろう）のミッドナイト・トーキングショーでも例年通りに行われていた。

　建物には歴史がある。 　あなたが日々利用しているその建物にも何十年という記憶がある。 　ただ、その記憶の全てがイイモノとは限らない…… 　これはある中年男性が体験した駅の歴史。