魔法使いシリーズ

ありとあらゆる自然の力を持ち、人間界を支配する存在、神。人間をはるかに超越した存在である彼らは、しかし、他の命の協力無しには人間界を支配することはできない。彼らは自分たちの宿る人間、『器』にその身を宿//

シェムトネで魔力祭が開催される。セクエもバリューガもアトケインもこの日ばかりは村人たちと一緒に楽しんだ。そんな中、ある少女は悩みと誰にも言えない秘密を抱えていた。少女の言う『トモダチ』とは一体何者なの//

神、セクエを作り出し、セクエに合成されることによって命を落とした魔法使い、メトの魂は、自身の名前以外のすべての記憶を失い、シェムトネの村をさまよっていた。彼は、自分のすべきことを探して同じくあてもなく//

セクエは狙われている。フィレヌのその警告を、バリューガはおろかセクエさえ全く意識していなかった。セクエの大きすぎる魔力はカロストの一国の王に見つかり、そして目をつけられてしまう。しかし、王はセクエを利//

二人きりで会ったセクエとリガル。それを心配したグアノは様子を見に戻る。そこで見たのは、傷だらけのセクエと、国王の死体。セクエが国王を殺したという疑惑がかけられた。だが、セクエの体には黒い蜂の模様が浮か//

フィレヌは姿を消し、セクエは捕らえられた。セクエを探してグアノがたどり着いた場所にいたのは、不思議な力を持つ剣使いと、燃えるような赤い髪の一族。そして、剣使いでありながら魔力を持つ、一人の王子だった。//

セクエの呪いを解く方法を探して、グアノは世界を巡る旅に出た。終わりの見えない旅を続ける彼が、新たな日常の中で見つけたものとは。 魔法使いシリーズ、外伝です。シリーズ全体が終わった後の後日談です。初め//