コノハの短編集

　滅びきってしまった世界、終わってしまった文明。壊れてしまった二人の少女は、あてもなく荒野を行く。

私には、好きな人がいます。とってもかっこよくて、いい性格をしていて、同級生です。 　私は彼に告白して、彼もそれを快諾してくれました。 　クラスでも最上のカップルとか言われてます。 　でも、一つだけ彼に//

ふつうの人として、生きてきたはずなのに…僕は、もう、壊れてしまった。

　守りたかった人を守れなかった少年の話。

　どうして人を殺してはならないのか。そう問われることから、始まる。

　僕の彼女は哲学者だ。僕は『友達』や『クラスメイト』に彼女を紹介する時、決まってそう言うことにしている。いつもいつもいつもいつも、小難しいことばかり考えている僕の彼女。『友人』や『クラスの仲間』はすぐ//

放課後、彼は本を読む。毎日毎日、同じように。そして、彼女がやってくる。毎日毎日、同じように。いつもと違うのは、今日が特別な日だからだろうか。

健康で、まったく病気らしい病気をしたこともない一般人の僕、音無　静司は、いとしい彼女の病気のことを知る。毎日病院に通って、励ましてあげたりする。……けれど、僕は。僕は、彼女に、何もしてあげらない。 　//

さらさらさらと、きらきらきらと……

高校生、志乃の周りで起きた、悲しく、残酷な物語。

　雲の上で、考える。 　世界を終わらせるか、どうか。

　あと、一歩。 　一歩を踏み出そうとして迷う。 　迷って悩んで、選択する。 　これはそんな詩です。

二人は恋する高校生。いつもいつもお互いのことを考えている……。そんな、ひとつの恋の話です。

付き合う二人の物語。