ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

おれの前世

短編
あらすじ
「だーかーらー、俺の前世は王様なんだよ!」

 夜の居酒屋。テーブルを挟んで二人で飲んでいると、横山が唐突にそんなことを言い出した。
 なんでも、つい先日、路上の占い師に占ってもらったという。前世がどこそこの国の王だの王子だの、手に覇王線があるだの、そんなものは誰にでも言うリップサービスに決まっているのだが、横山はすっかり真に受けたらしい。
 ご機嫌で「俺はこんな王だった」と語り、酒臭い唾を飛ばしてきた。おれは顔を背け、曖昧に笑った。
Nコード
N9418LL
作者名
雉白書屋
キーワード
キーワードが設定されていません
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2025年 12月11日 11時00分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
10pt
評価ポイント
10pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
1,956文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N3238LW| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
 死んだ男は驚いた。死んだこと自体にではない。年老いていたし、そろそろだろうとは思っていたのだ。  男が驚いたのは、自分が天国に来られたということだった。  思わず「あっ」と声を漏らし、慌てて手で口を押さえた。周囲を見回//
N9681LV| 作品情報| 短編| 宇宙〔SF〕
「講和、講和だと!?」  おれは思わずその場で跳ね上がった。まさに脊髄反射だ。熱した油に放り込まれたエビみたいに体をくの字に折り、ぴょんと二メートルは跳んだ気がする。次の瞬間、ベッドから転げ落ち、床に叩きつけられた。 //
N9676LV| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
「……ひどい味だな」  夜、とあるバー。天井に吊るされたランプがオレンジがかった光を落とし、磨き上げられたボトルの列を柔らかく照らしている。スピーカーから静かに流れるジャズが、空気に溶け込んでいた。  カウンター席の端//
N3474LV| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
「はあ……はああぁ…………うおっ」  夜の帰り道、おれは思わず声を漏らした。横道から男が、ぬっと現れたのだ。  秋とはいえ、まだ蒸し暑さが肌にまとわりつくというのに、男は場違いなロングコートなんぞ着込んでいる。露出魔か//
N3472LV| 作品情報| 短編| 空想科学〔SF〕
「……っ!?」  夜、アパートの一室。ソファにもたれ、買ったばかりのスマートフォンをいじっていた男は突然弾かれたように体を起こし、前のめりになった。  特別な操作をした覚えはない。それなのに、なぜか急にすべての機能がロ//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ