ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

聖剣は抜けません。折れた柄を数えていただけです 【十五文化圏周縁抄 オーガの戦場後始末】

短編
あらすじ
第4文化圏オーガの草原。

人間の勇者が持ち込んだ白い聖剣は、戦のあと、土に刺さったまま残されていた。

若い戦士たちは、その剣を抜いた者こそ次の歌になると騒ぐ。

けれど、柄番の女ラダだけは、聖剣ではなく、その柄を見ていた。

彼女の仕事は、戦場で折れた斧、槍、剣、盾棒の柄を数え、使えるものと捨てるものを分けること。

戦士ではない。
勇者でもない。
神に選ばれてもいない。

ただ、折れた柄を数えていただけだった。

しかしラダは気づく。

昨日の戦で折れた柄の多くに、同じ場所、同じ深さ、同じ向きの傷があることに。

そして、聖剣の柄にも同じ傷があったことに。

聖剣は抜けない。
神の奇跡だからではない。
中で柄が折れているからだ。

刃を見る者。
歌を見る者。
血統を見る者。

その誰も気づかなかった戦場の危険を、折れた柄を数え続けてきた女だけが見抜いていた。

これは、聖剣を抜けなかった柄番が、数と実務知で戦士たちの手を守る話。

本作は『第十六個体観測録』関連作品です。

  本編:『第十六個体観測録』
  https://ncode.syosetu.com/n6732mh/

本作は、作者が世界観設定、キャラクター設定、勢力構造、物語の方向性を作成し、それらに基づく本文案の整理・推敲補助にAIを使用しています。AI出力をそのまま投稿するものではなく、作者が内容確認、設定整合性の確認、加筆修正、投稿判断を行っています。
本文へのAI利用

AI生成物を下書きや素材として本文の創作に間接的に利用している(単なる誤字修正やアイデア出しは除く)

Nコード
N9107MK
作者名
黒瀬 量衡
キーワード
R15 シリアス 女主人公 人外 西洋 中世 職業もの ミリタリー ハッピーエンド オーガ 聖剣 武具管理 柄番 後方支援 戦後処理 実務知
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2026年 08月05日 18時00分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
0pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
6,761文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N9107MK| 作品情報| 短編| ハイファンタジー〔ファンタジー〕
第4文化圏オーガの草原。 人間の勇者が持ち込んだ白い聖剣は、戦のあと、土に刺さったまま残されていた。 若い戦士たちは、その剣を抜いた者こそ次の歌になると騒ぐ。 けれど、柄番の女ラダだけは、聖剣ではなく、その柄を見て//
N6259ML| 作品情報| 連載(全3エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
結束市ラガンは、十五文化圏の荷と人と証文が一度集まり、また外へ出ていく流通の結び目である。 大商会の息子ノルは、そこで商人ギルドの若手見習いとして働いていた。ギルド職員になるのか、商人になるのか、父の商会を継ぐのかも決//
N6104MK| 作品情報| 連載(全11エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
悪の天才科学者ドクトル・ゼンゼンマンは、異世界に現れた謎の女マコトを観測していた。 マコトは女子プロレスラーで、オタクで、興行主で、だいたい全部をリングに落とす女である。 紙を探せば同人誌を描き、広場を見れば会場にし、//
N9284MK| 作品情報| 短編| ハイファンタジー〔ファンタジー〕
龍人文化圏の都で、白い煙が街へ流れ込んだ。 人々はそれを「白龍の息」と呼び、官吏は天命の乱れを疑い、方術師たちは吉兆か凶兆かを論じ始める。 だが、高炉街の煙道下役シンリには、龍など見えていなかった。 見えていたのは//
N8224MI| 作品情報| 連載(全19エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
世界には十五の文化圏がある。 本作は、『第十六個体観測録』本編に付随する、十五文化圏の制度・生活・衛生・家系・周縁者を描く短編形式の補助記録です。 人間。エルフ。ドワーフ。 オーガ。ラミア。リザードマン。 セイレーン//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ