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このお話は幽霊オチです

短編
あらすじ
「じゃあまあ、えー、まずはかんぱーい!」
「おー」
「うぃー」

 とある夏の夜。集まった三人。彼らは中学時代からの友人。しかし、進路や仕事の都合で中々会うことはなく、こうして二十歳を越え、酒を酌み交わすのは今回が初。どこか喜びと気恥ずかしさを覚えていた。

「と、さっそく始めちゃいますか! な!」
「えー? いや、言ってもこの三人で会うの久々だしさ、まずは世間話とかさ。なあ? いや、お前、ペース速いな!」
「んー? ふふふふふへへへへ」

「はははっ、そうそう。酔いが回らないうちにさ。さ、さ、お前から頼むよ」
「なんで俺が一番手なんだよ。お前が言い出しっぺなんだからお前が話せよ」
「そもそもなんだっけぇ?」

「はーい! 怪談話たいかぁぁぁぁーい! 開催です!」
「いや、雰囲気」
「ああ、そうだったねぇ」

「いいからいいから、さささ、どうぞどうぞ」
「まあ、俺も用意してきたからいいけどさ」
Nコード
N8889IP
作者名
雉白書屋
キーワード
ショートショート
ジャンル
ホラー〔文芸〕
掲載日
2024年 02月11日 11時00分
最終更新日
2024年 02月11日 23時05分
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文字数
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