- あらすじ
- 高校一年の夏休み、夢のお告げにより俺は博物館で「天逆鉾(アマノサカホコ)」という『神具』と『契約』を結ぶ。
テレパシーで会話ができるアマノサカホコによれば、かの『神具』は物体の分子構造を操ったり、特定の元素を大気や海水から抽出・合成することが可能だという話だった。
以前の契約者はその能力を使い、海水に溶けている黄金を回収したり、大気中の二酸化炭素からダイヤモンドを生成したりしていたらしい。
俺は大金持ちになれると喜んだ。
だが、人生そうウマい話ばかりであるはずがない。
アマノサカホコは一部が欠損しているため、現状では黄金やダイヤの抽出・生成能力は発動できなかった。また、現状で発動できる分子構造を操る能力も能力発動に生体エネルギーが必要になるため、使用すると異常な疲労や空腹感に襲われる。さらに無理して濫用すれば使用者がミイラになってしまうという呪いのアイテムの様な代物だった。
しかも、一旦『契約』を結ぶと死なない限り契約は解除できない。
そんな状況の俺に、無尽蔵の金銀財宝に目がくらみ(俺も他人のことは言えないが)アマノサカホコを狙う人たちが次々に襲い掛かる。目的は俺を殺して新たな契約者になることだ。
厄介なことに、俺を襲撃する人たちは全員が特殊な能力を有する『神具』と契約を結んでいた。
ケルト神話の神槍で、伸縮自在、先端が枝分かれすることで同時に複数の目標を攻撃することが可能な『ゲイボルグ』。アイヌ神話の吸血刀『エペタム』。ギリシャ神話の伝令の神ヘルメスが所有していたとされる空飛ぶサンダル『タラリヤ』。同じくギリシャ神話の冥府の神ハデスが所有していたとされる姿を消すことができる兜などの『神具』だ。
俺は必死で襲撃をかわし、アマノサカホコの能力を完全回復させるため、欠損部が埋まっているという九州の高千穂峰を目指す。バイト仲間の心優しい少女を巻き込みながら。 - Nコード
- N6219KK
- 作者名
- 川越トーマ
- キーワード
- ネトコン13 未来 冒険 超能力 伝奇 マジックアイテム 神具 ボーイミーツガール 伝説の武具 日本神話 ギリシャ神話 ゲイボルグ 天逆鉾 テレパシー
- ジャンル
- ローファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2025年 05月01日 21時45分
- 最終掲載日
- 2025年 05月20日 21時24分
- 感想
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