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東京下町祓い屋奇譚2〈ダンデライオン〉

あらすじ
 東京の日本橋人形町にある、古ぼけた小さなビルの三階にあるのが、合同会社アルクイン拝み屋探偵事務所です。
 従業員は、所長のベネディクトさんと、私のお兄ちゃんの二人だけの、こぢんまりとした会社です。
 仕事は、祓い屋と言われる、心霊関連をあつかう業務を行っています。
 しかし、心霊関連をあつかうと言っても、事務所の中には、囲い師や結び師の使う道具も、拝み屋の神職で使う、御幣やお札と言った神具なども無いです。
 代わりと言ってはなんですが、コンクリートむき出しの事務所には不似合いの、趣味の悪い、真っ赤な来客用ソファーと、ひまわり色したロードバイクがあります。
 そんな個人事務所の祓い屋でも忙しく、人手が足りなくては、私もよく駆り出されています。
 私はまだアルバイトが出来ない年齢なので、表面上はお手伝いという名目になりますが。
 特に、引っ越しの多い春先は忙しく、ひいきにしてもらっている不動産関係からの依頼が頻発します。内容は、事故や事件のあったような部屋や、霊が出るといわれる、いわくつきの物件の浄霊がメインになります。
 経費を削減したい企業さんからすれは、実績のある囲い師の総本山よりも、実績はないけど、安いうちの会社の方が良いらしく、最近では口コミでの評価も上がってきてるみたいで、さらに忙しくなってきています。
 そこに現れた新しい従業員。
 こんな暖かくなって来たのにも関わらず、場違いの様に、ロングコートを身にまとった女の子。
 年齢も近いし、最初は嬉しかったけど、後悔先に立たずです。後々を考えると、私一人だけでも断固としても反対すべきでした。
 私は未国 静香。
 ベネディクトさんの手伝いをして、未国 蒼を義理の兄に持ち、新しい従業員と攻防を繰り広げる、十四歳の悩み多き女子中学生です。
Nコード
N4963CL
作者名
オトノツバサ
キーワード
ヒーロー ホラー 除霊 現代 少年 少女 式神 使い魔 つり目 恋愛 魔法 学園 ツタヤリンダ大賞A1
ジャンル
現実世界〔恋愛〕
掲載日
2014年 12月31日 16時16分
最終掲載日
2016年 03月01日 11時55分
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文字数
120,161文字
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