ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

壁のスイッチ

短編
あらすじ
「おい、おいって」
「え? どうしました、先輩」

「いや、『どうしました』はこっちの台詞だ。何してんだよ、さっきからあっちをじっと見つめてよ」
「ああ……そんなに見てましたか。いや、あれなんですけど……」

「ん?」
「あれですよ」

「あれって?」
「壁のスイッチですよ」

「壁のスイッチ?」
「ほら、向こうにあるでしょ。あそこですよ、あそこ」

Nコード
N4456KL
作者名
雉白書屋
キーワード
キーワードが設定されていません
ジャンル
その他〔その他〕
掲載日
2025年 05月11日 11時00分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
14pt
評価ポイント
14pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
1,797文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N9705KZ| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
 おれには最高の彼女がいる。名前はメリー。明るくて気が強いが、ときどき不意に見せる無防備な笑顔が、たまらなくかわいいんだ。スタイルも最高さ。で、彼女にはアメリアって妹がいるんだが、なんとまあ困ったことに、アメリアもおれに//
N9704KZ| 作品情報| 短編| 宇宙〔SF〕
 長年、銀河系内の惑星探索を続けてきた宇宙局は、ある惑星に目を留めた。  星番号T-36757。探査衛星が送ってきた惑星全体の画像。雲の切れ間から、かすかに青い部分が覗いていた。  あれは海ではないか――そう分析した宇宙//
N5255KZ| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
「なぜ、自分の恋人を殺したんだ?」  取調室。無機質な蛍光灯が天井からかすかな熱を放ち、薄汚れた壁や机を鈍く照らしている。刑事は机の上で手を組み、じっと男を射抜くように睨みつけた。  男は無表情のまま、伏し目がちに机の//
N5244KZ| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
 彼女は『ヴィガルヌの森』にいる。黒々と茂るパナチ。濃密なラフサームの香りが漂い、目の前には威厳を湛えたユールシャインの巨木が静かにそびえている。その太い幹にそっと触れたとき、サンブラクトの脈動が指先から腕へ、背骨へと這//
N5211KZ| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
「これ……見ろよ……」  終電の車内。夜も更け、乗客はまばら。車内は蛍光灯の白い光にぼんやりと照らされている。窓の外は真っ黒に塗りつぶされ、たまに街灯の明かりが虫のように飛び込んでは、すぐに消えていく。 「これ、見ろ//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ