- あらすじ
- 『神か悪魔か妖怪か、そんな得体の知れない存在が、まるで背後霊の様に私に取り憑きました。
その存在は、その気になればどんな人間でもあっさり殺したり操ったりできます。
その存在を、人間が今までに作ったいかなる兵器で傷つける事も不可能です。
でも、その存在はわりと友好的な態度で頼み事をしてきました。
その頼み事とは、その存在にとっての敵を殺す事の手助けです。
敵も、私に取り憑いた存在と同等な存在です。
しかもその敵は、あまり親しくないとは言え私の知人に、取り憑いています。
私の知人は人間世界に大きな影響力を行使できる立場にいます。
私が頼み事を断り、敵を放置すれば、多くの人間が私の知人を介してその敵に操られたり損害を被ったりする可能性が有ります。
しかし私が頼み事を受け入れれば、多くの人間が操られたり損害を被ったりする可能性が無くなる代わりに、私の知人を含む少数の人間が死ぬ可能性が6割~7割ぐらい有ります。
ちなみに、私が頼み事を断っても、私に取り憑いた存在が私に危害を加える事は有りません。
その場合、私に取り憑いた存在は、単に私から離れ、別の人に同じ様な頼み事をするだけです。
さて、私は頼み事を受け入れるべきでしょうか?、それとも断るべきでしょうか?』
————あらすじここまで————
※追記(2021/10/12):ネット小説大賞九では一次選考にすら残りませんでしたが、運営の方から感想をいただきました。
残念賞だと思って、ありがたくいただきます。
※追記(2023/6/14):既にいくつかの事柄では「この小説で予想した2030年」と「我々の現実世界」とのズレが大きくなってしまっていますが、
「この小説で描かれた世界の歴史では、コロナ禍が我々の世界よりも早く終息し、東京五輪を辛うじて予定通り2020年に開催でき、ロシアが2022年にウクライナへ侵攻しなかった」という事にします。 - Nコード
- N3957FM
- シリーズ
- 長編
- 作者名
- 鶴鴇屋徳明
- キーワード
- R15 残酷な描写あり 近未来 人工知能 エイリアン 悪意 ミーム 模倣子 AIアシスタント 超対称性粒子 トロッコ問題 自由意志 汎神論 宗教論争 超越者 ネット小説大賞九感想
- ジャンル
- 空想科学〔SF〕
- 掲載日
- 2019年 05月06日 00時01分
- 最終掲載日
- 2019年 11月04日 22時07分
- 感想
- 10件
- レビュー
- 1件
- ブックマーク登録
- 23件
- 総合評価
- 120pt
- 評価ポイント
- 74pt
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- 開示中
- 文字数
- 221,553文字
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ザ・サプリーム・ファシスト ~傍迷惑な召喚の儀式
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