- あらすじ
- ポリドリ『吸血鬼』が下敷にしたバイロン卿の叙事詩を翻訳する。かなり長い詩で、スタンザ数節を重ねる毎に区切られながら、章立てのようなことはしていない。それで、原典にない番号を振っているのは、あくまで訳者の都合に過ぎないとはお断りしておく。
Giaourとは、回教徒から見た他教徒を蔑んで言う語、ここではクリスチャンのこと。但し意味合い的には「名無し」に近い。この「異教徒」は最後まで名乗らず、その名を呼ばれる事もないからである。訳語には「不信者」「邪宗徒」もあり、歴史的には「邪宗門」と称したようだが、やや時代を感じすぎて不採用とした。この存在以下、本作品はウィリアム・ベックフォード『ヴァテック Vathek』からの引用あるいは影響が多く見られるので、気がついたところは注釈しておく。 - Nコード
- N3153HS
- シリーズ
- 吸血鬼の素
- 作者名
- バイロン卿ジョージ・ゴードン George Gordon, Lord Byron/萩原 學(訳)
- キーワード
- 悲恋 古典恋愛 翻訳 19世紀英文学 ギリシャ ゴシック トルコ レイラ 吸血鬼
- ジャンル
- 詩〔その他〕
- 掲載日
- 2022年 07月02日 22時16分
- 最終掲載日
- 2022年 09月08日 18時40分
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異教徒、トルコ説話の一片 The Giaour, A Fragment of a Turkish Tale. (1813)
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