- あらすじ
- 声を失った男性との純愛。
深夜ラジオ『音の縁側』を担当するディレクター・藤沢彩、三十二歳。
ある日から、番組に毎週手紙を送ってくる男性リスナーがいる。
声よりも先に届く準備の音が好きだと書く。音が消えた夜に、番組の沈黙が聞こえたと書く。その言葉は、彩が長いあいだ忘れていた場所に、静かに触れてきた。
ある深夜、局のロビーに現れた男が手紙を差し出した。スマートフォンの画面には短い文字。
「神田諒です。迷惑でしたか」
彼は声を失っていた。二年前の事故で。
言葉を持ちながら、声を持たない男。
声を扱いながら、大切なことを言えずにいた女。
代々木公園のベンチで、手紙と沈黙と、短い言葉の交換が重なるたびに、二人の距離は静かに縮まっていく。
声のない愛が届くまでの、静かな物語。 - Nコード
- N3108MA
- 作者名
- かーすけ
- キーワード
- 男主人公 女主人公 現代 職業もの 恋愛 純文学 大人の恋愛 ラジオ 手紙 障害者との恋愛 深夜放送 30代恋愛 切ない恋愛 じっくり読む恋愛小説
- ジャンル
- 現実世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 04月06日 12時00分
- 最終掲載日
- 2026年 04月10日 18時00分
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- 文字数
- 55,543文字
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君の声が聞こえる場所 ――深夜ラジオに届いた手紙は、声を失った男からだった 声がなくても、届く言葉がある。沈黙にも、愛がある。
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