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【書籍化】あなたはもう必要ありません

あらすじ
ご連絡:書籍化が決定いたしました。
    2022年11月24日、エンジェライト文庫様より発売となります。

 リシェルは闇属性のスキルを神から与えられた伯爵令嬢。
 幼い時に教会で受ける、スキル覚醒の儀式でそれが与えられた日が、不遇の始まりだった。
「光の真逆のスキルは、不幸を呼ぶ、隔離しろ」
 そう言われて、地下牢のような陰気臭い部屋に押し込められた。
 以来、十余年、まともに太陽の光を浴びていない。
 十二歳になったとき、妹のカミーナが光属性のスキルに覚醒した。
 おかげで、伯爵家の者はみんな、妹を大事にし始めた。
 十六歳になった時、兄の知人が彼女を見にやってきた。
 どうやら一目惚れらしく、その場で結婚を申し込まれた。
 そして、三年。
 いまに至る。
 どうにか幸せになれそうかな、と思っていた矢先。
 夫の目は、光り輝く少女に成長した実妹カミーナに向いたらしい。
 ‥‥‥いきなり離縁の宣告書とともに、わずかな荷物だけで放り出されてしまった。
 どうやって生きたものか。
 とりあえず、地下牢に閉じめられてから今までずっと受けていた、闇魔法の使い方を教える通信講座の先生を訪ねようと、リシェルは思い立つ。
 リシェルは先生から「闇魔法は負のエネルギーを使うけれど、それを病人から奪うこともできるんだよ」と教えられる。
 それは回復の力ばかりを与えて治療する光の魔法と違い、根本的な病魔を克服させることもできた。
 やがてリシェルは、墨色の治療師、と呼ばれ噂になっていく。
 一方、わがままで自分勝手な妹のカミーナに愛想が尽きた、元夫が彼女の噂を聞きつけて復縁をせまる。

「は? あなたなど無用です。消えてください」

 リシェルは自力で生きれる強くたくましい女性へと成長し、それを撃退するのだった。

 ご都合主義が含まれています。
 大幅改稿の為、再投稿です。
 よろしくお願いします。

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 毎週、火曜日更新です。
Nコード
N2641HU
シリーズ
秋津冴作品集
作者名
秋津冴
キーワード
残酷な描写あり 身分差 年の差 冒険 シリアス 女主人公 人外 西洋 近代 魔法 婚約破棄 ざまあ ハッピーエンド チート
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2022年 08月16日 08時48分
最新掲載日
2022年 11月23日 12時01分
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