- あらすじ
- 京のほとり、嵯峨の深き静寂の中に隠れ住む、貴き御方「笛の君」。その寂しき笛の音に、魂を揺さぶられた一人の娘・小夜。姿を見ることも、言葉を交わすことも叶わぬまま、二人は夜ごとの調べを通じて、ただ清らかな心のみを重ねてゆく。しかし、身分の隔たりと忍び寄る病の影が、無情にも二人を分かち――。全編「擬古文(古文調)」にて綴られる、桜と笛の音に託した、雅で切なき短編悲恋譚。
- Nコード
- N2256LV
- 作者名
- 花時雨
- キーワード
- 悲恋 擬古文 身分差 死別 和歌 平安風
- ジャンル
- 純文学〔文芸〕
- 掲載日
- 2026年 03月08日 18時10分
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