- あらすじ
- 私はどこにでもいる、ごく普通のOL。仕事はほどほど、残業はなるべく避け、ランチはコンビニおにぎり派。
そんな平凡な日常をぶち壊すのが、同期の“自称サバサバ系女”である。
彼女の口癖は「私ってサバサバしてるから〜」。だが実態はただのズケズケ女。会議では「忖度なしで行こう!」と宣言しつつ、自分の提案だけは死守。ランチに誘われれば「女子の派閥とか無理」とドヤ顔で断るのに、男性社員のコーヒー差し入れには秒速で参加。
さらに、本人いわく「承認欲求とかないタイプ」らしいのだが、表彰式の写真を三日連続で社内SNSにアップする始末。
在宅ワークの日には「サクッとでいいから仕様まとめて」と言い残し、三ページにわたる要件を丸投げ。返信が一分遅れただけで「既読無視?」と追撃してくる。
つまり彼女は、“サバサバ”を名乗りながら一番ネチネチしているのだ。
そんな彼女に振り回される私と、振り回される周囲。今日もまたオフィスには、笑うしかない悲鳴が飛び交う。
これは「サバサバ詐欺女」に人生を翻弄される、哀れなOLの戦記である。
でも、笑って読めるので安心してほしい。 - Nコード
- N2177LD
- 作者名
- 斎宮 たまき/斎宮 環
- キーワード
- 秋の文芸展2025 コメディ 自称サバサバ女 笑える OL
- ジャンル
- コメディー〔文芸〕
- 掲載日
- 2025年 09月27日 11時39分
- 最終掲載日
- 2025年 09月27日 13時13分
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- 文字数
- 15,574文字
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同期の自称サバサバ系女が、今日も会社をかき回す件
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