ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

鬼蜘蛛の子供

短編
あらすじ
古い通りを、お坊様が一列になって、歩いていく。錫の音軽やかに。夏の巡業。風物詩。
秋のお彼岸、ナスの馬。キュウリの馬。綺麗ですね。子供達の、不思議そうな顔。
芒野原、柳行李に、呪いの藁人形を詰めて、呪い師は、ぶつぶつと謎の呪文を唱えつつ、草野を行く。
カキ氷に、お冷で、さっと冷たくなって。夏の呪いを、洗い流す作業。
Nコード
N2115HH
作者名
瀬川なつこ
キーワード
伝奇 ミステリー 怪談 童話 怪談詩 暗黒童話詩 秋 夏 昭和レトロ 秋のお彼岸 合わせ鏡 線香の香り
ジャンル
詩〔その他〕
掲載日
2021年 10月28日 20時02分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
18pt
評価ポイント
18pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
1,009文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N4106KU| 作品情報| 短編| ホラー〔文芸〕
寂し気な町の隙間に大人しか知らない魔窟がある 小さな夏の抜け殻が足元に堕ちてる魔物の足音 夏休みの宿題をこっそり仏壇の下へ隠す 翌日梵字で国語のドリルが埋め尽くされ 祭りに蛍光色の幽霊が人に紛れ 違和感のない夢のあかし //
N7023KR| 作品情報| 短編| 純文学〔文芸〕
遠い昔のものを見ていると 不思議な気持ちになる午後三時の頃 夏ばかりが梅雨に隠れて通せんぼ 通りゃんせの唄が聞こえる神社の境内には 誰もいませんでした 秘密ばかりが増えてゆく大人の机には 見知らぬ外国の煙草の匣 船町の街//
N8936KL| 作品情報| 短編| 詩〔その他〕
窓の外は夕暮れで一杯だ 夏を忘れない僕たちは 夜の神社の祠で地獄経を唱えている 夢ばかり追っていたから 早死にすることになりました 蔵の中は暗闇で満たされていて 時折木漏れ日が唄をうたう どうして明日は過去じゃないんだ//
N3569KC| 作品情報| 短編| 純文学〔文芸〕
夏の香りが戸棚の隙間からするから開けてみると つやつやの夏蜜柑何処から貰ったのだろう 紫陽花が雨に濡れて泣いているからそっと仏壇の線香の匂いを嗅いだ 死の香りがことりと胸に落ちてくる 梅雨の時期のさみしさはトイレの裸電球//
N6789JW| 作品情報| 短編| 純文学〔文芸〕
夏の足音は微かな波の向こう 夏の概念は暗がりに転がる風鈴に日差し 玄関に置かれた洗われたばかりのサンダルに夏の神様は棲む バケツの中の金魚が恋をした相手は出目金だというから蛙の子を 家族の遺影を抱えて弟の消えた宿場町//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ