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キヨコさん家の本屋

あらすじ
 キヨコさんの本屋はかなり特殊だ。そこはもはや、本屋とは言えない。何しろ、ほとんど客は来ないし、店主には本を売る気がない。それに、キヨコさん自身も変わっている。彼女は意味もなく角材に釘を打ったり、氷を壁に投げつけたりするような人なのだ。
 今年、大学に入学したばかりの高村康平は、そんなキヨコさんと知りあいになる。下宿先が彼女の本屋のすぐ隣で、歳もそれなりに近かったからだ。康平は何故か、キヨコさんのことが気になってしまう。まるで、彼女の打ちつける非現実的な釘を差しこまれてしまったみたいに。
 とりとめのない日常を送る康平だったが、ある日、キヨコさんの〝犯罪〟について気づいてしまい――

(11/5/26~11/6/3)
Nコード
N2023FR
作者名
安路 海途
キーワード
現代 日常 ミステリー 短編 大学 本屋 月釦書肆 閑古鳥 名作文学 中原中也
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2019年 08月06日 00時00分
最終掲載日
2019年 08月15日 00時00分
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文字数
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