- あらすじ
- 「婚約者の補佐役」
そう呼ばれる立場で、令嬢ノエラは数えきれない実務をこなしてきた。
交渉整理、書類作成、判断の尻拭い。
すべては“婚約者だから当然”という言葉のもと、無償で、名前も残らず消費されていく。
だがある日、婚約者の重大な失策を押し付けられたことで、ノエラは気づく。
これは支え合いではない。
ただの役割の誤配だ、と。
「その婚約、私の仕事ではありません」
彼女はそう告げ、婚約を解消する。
感情的でよく喋るが、判断は理性的に。
自分の職能を、自分の名前で取り戻すために。
その能力を正当に評価したのは、王宮実務を担う侯爵家の人物だった。
初めて“個人”として扱われ、責任と評価が一致する場所へ迎えられたノエラは、
仕事ではなく、対等な選択として新たな婚約を結ぶ。 - Nコード
- N1766LN
- シリーズ
- 異世界恋愛短編集
- 作者名
- 百鬼清風
- キーワード
- ドリコム大賞4 123大賞7 第2回ルフナ大賞 OVL大賞11 女主人公 職業もの 婚約破棄 令嬢 ざまぁ 有能ヒロイン 勘違い男 職能 対等な関係
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2025年 12月20日 06時00分
- 最終更新日
- 2025年 12月26日 02時21分
- 感想
- 10件
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- 文字数
- 10,112文字
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その婚約、私の仕事ではありません
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