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7月4日



 土日や、幼稚園が終わった後にりっくんが遊びに来てくれるようになりました。


 どうやらお互いの家はそれほど遠くないようです。

 でも、やはり、優人がりっくんの家に行くことは禁止にしました。この時もやはり、優人は「なんでなんで」と聞いてくることはありませんでした。ただ「うん」と言って受け入れてくれました。

 なので、りっくんとは我が家の中か、りっくんの家よりはかなり近場の、近所の公園で遊んでいます。

「スマホ持ったー?」

「うーーん!」

 これが近所の公園に行くときのお決まりのやり取りです。何かあったらスマホで連絡をするようにと、使い方を教えてりっくんに渡しました。りっくんは怖いほどに頭がよく、スマホの使い方もすぐに覚えました。一を教えて十を知るというか、私が知っている以上のことを知っているのではないかと思うほどの、不思議な空気を持っている子です。

 でもそれはとても頼りになるということで、

「優人のことお願いね。仲良くしてね」

 と言ったら、

「うん」

 と、子供らしく返事をして、それもまた、別の意味で安心で「りっくんと一緒なら」という条件で、これからも公園で遊んでもよいことにしました。

「大丈夫だよ!りっくんは大っきいロボギガマンを持っているから!」

 と言って優人は笑いました。どういう意味の笑いなのかわわかりませんが、

「うん、そうね」

 と言いました。

 優人も私たちが、優人のことを思って判断しているのだということは何となく感じているのだと思います。

 心配していることはわかっていて、なんとか安心させようとしてそんなことを言ったのでしょうか。


 確かに心配です。心配だけど、夢を追うような、あんなキラキラの目で公園に出かける優人を見たら、それを止められるわけがありません。


 私の目の前でなくとも、優人が笑顔なら、そっちのほうがいいです。


あ、「りっくんのロボギガマンは大きいけど、僕のロボギガマンの方が最強に決まってるじゃん!」っていう笑いなのかも。急にそう思いました。




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