表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
特別な生活を求めて異世界へ!  作者: 森村渉
王宮襲撃編
43/47

サンダードラゴン

お久しぶりの投稿です

不定期ではありますが、これからも投稿する予定です

エメラルドはモンスターを全てスルーして、なぜか7階層まで直行した。

俺は襲ってくるモンスターを倒しながら、息切れしながらもついていった。


「ちょ、どこまで行くの…?」

エメラルドは俺の口を抑え、「静かに!」と小声で言った。

耳を澄ますと『ザッザッ』と、大きな足音が聞こえてくる。

「ドラゴンだよ…安心して?ボクが倒すから、キミは周囲を警戒してて!」

エメラルドは折り畳み式の槍を手にしている。

二回ほどステッキのように左右に振ると槍は広がり、戦闘モードに入る。


軽々と岩へ、岩へと跳び移り、ドラゴンの背後に寄っていく。それはまるで優雅に舞う蝶のようだ。

(す、すごい…)

槍は徐々に青く光始め、力を込めているのが分かる。

よく口元を見ると彼女はぶつぶつと何かを言っている。


そしてついに、ドラゴンの首までたどり着いた。エメラルドは槍を握りしめ、振り下ろした。

大きく振った槍は首に命中した…が、なぜかドラゴンの首は切れるどころか、多少傷がついている程度だった。


エメラルドは着地してすぐ、弱々しく倒れた。

「く、くそ…今攻撃したじゃん!」


そう…このドラゴンは常に電気を帯びているサンダードラゴンだった。


俺もすぐさま詠唱を始め、電気で攻撃するも、その電気は軌道を変えて空中で消えてしまった。

「え?なんで?!」

すぐさま鑑定しようとするも、ドラゴンの口から何かが放たれようとしていることに気がつき、この場を離れざるを得なくなった。


「…こっちだ… こっちだっての!」

ドラゴンは振り向き、標的がエメラルドに変わる。


すぐさま電撃がエメラルドに当たるが、バリアを駆使して軽症だった。右手の中指にはめられた指輪が目立っている。

「お前たちを倒す。この国のために!」


エメラルドはなんとか立ち上がり、槍を持った。うつむいていても、ボロボロになっていても、戦おうとするその姿はまるで騎士のようだった。


エメラルドは再び走りだし、すかさず足を狙う、が、足に触れる直前で止めた。

耳を傾けるとバチバチと音が聞こえる。

「やっぱり触れるのはNGだよね。なら、エアーでやるのみ!」

エアーで槍を振り、足に触れることなく切れ込みを入れることができた。


「え?なんで?」

俺はよく分からないまま、その場を見ていることしかできなかった。

だが、ドラゴンにとっては致命的でもなく、怒りを買う結果になった。


ドラゴンはエメラルドを踏みつけにしようとした。エメラルドはもう一度バリアで防ごうと手をかざすも、なにもでなかった。代わりに指輪は壊れ、跡形もなく散った。

「え…そんな…」


そのとき、一人の男が現れた。

男はエメラルドを即座に抱き抱えて、見事な身体能力で攻撃をかわした。

「さすがだな、風魔法で真空を創って刃物にするとは…今はエメラルドと呼んでおこう。」

「「エディ!」」

「サンダードラゴンなら、剣を持ってきた意味がねぇな」


装備を整えたエディは大きな火柱を3つほど創り、ドラゴンを囲った。

それらをドラゴンに一斉に命中させて大きな炎になる。

そこに魔道具を投げつけるとドラゴンの悲鳴が鳴り響き、炎が消えると大きな魔石だけが残った。


俺たちはすぐさまエディのところに駆け寄る。

「助かったよー!今の何?!」

「ありがとうな!でも、なんでここに?」

「ああ、今のは火に当てると更なる高熱で燃え上がる魔道具だ。ここに来たのは…イヤな予感がしてな、このダンジョンからドラゴンが逃げ出したと情報が入って、何があったのか調査を…」

「え?!もう?!」

エメラルドは心当たりありげな声を出し、「行くよ!」と、二人の手をつかんで走り出した。

「急がないと…時間が!」

怪我をしているのにこれだけ必死に走るということは、何かしらの出来事が起こった としか俺には分からなかった。

森村の裏話

エメラルドの髪は腰まであるが…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ