表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【脱力怪談】恐怖の澱 ~恐怖が腐って混沌(カオス)になった…~  作者: 夏の月 すいか


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
2/35

願い

 車を走らせていると突然フロントガラスに、ベタンと手形が付いた。

 驚いていると、

 べたべたべたべたべたべたべたべたべたべたべたべたべたべたべたべた

 と、無数の手形が付いた。

 すぐさま路肩に車を停めた。心臓の鼓動が早まる。

 手の大きさからして女性のようである。まるでボンネットの上に乗って、両手でフロントガラスを叩いているようだ。

 気味が悪い。いったい何だというのだ。

 すると、眼鏡に誰かが触れた。レンズが白くなる。

 眼鏡を外すとレンズの外側だけでなく、内側にも指紋汚れのようなものが付いていた。

 赤ちゃんを抱っこしたときにいたずらで眼鏡を触られたときのことを思い出した。

 車内に何かいるのか…。


 

 車内に異様なにおいが漂った…。

 うんちだ。


 

 私は全てを悟った。

 お母さんと赤ちゃんの幽霊が私の車内でおむつを替えている。

 きっと近くにおむつ替えスペースがなかったのだろう。

 やがて臭いは消えた。

 私はお母さんがおむつを持ち帰ってくれたであろうことを唯々(ただただ)願うばかりである

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ