新米裁縫士ステラ
ツムギ
「弟子いり・・・すか?」
私
「うん、だめかな」
ツムギ
「ちょっ・・・と待っててください。確認してくるっす・・・」
そういうとツムギは
「ハーピーさん一大事っす!事件す!」
と言いながら走りさっていった。
その後
「え!?本当に!?」
「本当っす!ついにウチにも後輩が・・・嬉しいっす!」
「私もうれしいわツムギちゃん!」
「お、おかあさ~ん!!」
と声が聞こえた後、この前と同じように何かが倒れる音が聞こえた。
私の様子を見に来たアジ助とファミリアは
「大丈夫なのかここ?」「アジ?」
と若干引いていた。
ハーピー
「それでは改めまして、このお店のオーナーをしています。ハーピーです」
ツムギ
「ツムギっす!」
頭の上に大きなたんこぶをつけた2人は満面の笑みで謎にシュールだった。
ハーピー
「ここは私が話すからツムギちゃんは話さなくてもいいのよ?」
ツムギ
「っあ!?」
慌てるツムギをハーピーは優しく撫でた。
「…人が見てるからやめてほしいっス!」
…本当にこの2人は仲がいいんだな。私はそう思った。
私
「ほんとに仲がいいんですね」
ツムギ
「ハーピーさんとはなんというか腐れ縁っていうか・・・」
ハーピー
「ツムギちゃん!その話はだめだよ!?」
ツムギ
「はいッス」
何か秘密があるらしい。私から聞くこともないけれど。
ハーピー
「本当に裁縫士になりたいの?冗談とかじゃないよね?」
私は昔から服が作りたかった。ゲームの中なら服が作れるんじゃないかと思ってこのゲームを始めたと伝えた。
ハーピー
「うんうん、そういうことなら!じゃあちょっと待っててね」
ハーピーさんは奥へと下がり、1枚の書類を持ってきた。
私はそれに自分の名前を書いた。
名前を書き終えてすぐに書類は私の体に吸い込まれた。
ステータス画面の名前の横には
「裁縫士」と書かれてあった。
ハーピー
「あらためてよろしくね!一緒にがんばっていきましょう!!」
ハーピーは手を差し出した。
私
「!!・・・はい!!!」
私はその手をつかみ、裁縫士の道へと進むことを決めた。
アジ助
「この小説は裁縫小説になるんですか?」
アフ郎
「いいえ、これは先に展開へとつなげるための必要なことなのです」




