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ネクロマン・サイカ  作者: アフ郎
アジ助編
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25/83

始まりの村への帰還

3人組

「「「帰ってこれた~!」」」


3人組が無事に帰ることが出来たことを喜んでいた。村の奥からどたどたと大きな足音が聞こえて、こちらに近づいてくる。

私は新手のモンスターと思い、ぷるぷる

ソードを構えた。


???

「おまえらー!!!」


聞き覚えのある声だった。

背中に斧を担いだ大男、私のチュートリアルをしてくれたこともあるゴンダスだった。


ゴンダス

「ゆきのさんから聞いたぞ!そよ風の森は早すぎるって言っただろうが!!」


3人組

「ごめんなさいー!」「村だー!」「おばちゃーん!」


3人組は宿屋へと走り去ってしまった。


ゴンダス

「全く、無事だったからいいものの・・・しかしどうして・・・」


ゴンダスは頭をかいた。

私はゴンダスのもとに歩み寄った。

ゴンダスは私を見て少し驚いていた。


ゴンダス

「そうか。なるほどな」

「おかえりステラ」


「ゴンダスさん久しぶり」


ゴンダス

「前よりも逞しくなったな」


私はゴンダスとの1ヶ月ぶりの再会を喜んだ。






宿屋のおばちゃん・ゆきの

「へ~クモタンに襲われてるところをねぇ」


場所は変わって宿屋の1階。ここはカウンターにゆきのがいて、丸テーブルとイスが並ぶ憩いの場。

ゆきのはカウンターのいつもの位置で手を顔に当てて3人の話を聞いていた。


ゴンダス

「ゆきのさん、驚いたことがあったぞ」


ゴンダスが嬉しそうに宿屋のドアを開けた。


ゆきの

「なんだいあんたが騒ぐなんて珍しい。あら・・・」


ゆきのは私に気き、


「…ただいま」


そう言うと、ゆきのは笑顔で


ゆきの

「おかえり、ステラちゃん」


と迎えてくれた。

それからはゴンダス、ゆきのさん、3人組、私でくだらない会話をした。


ゆきの

「へぇ~アジ助のために海にいってるのかい」


ゴンダス

「大したやつだステラは~!俺もアジ助が好きだぞ~!!」


酔っぱらっているゴンダス。


もりりん

「ゴンダスさんも一緒にいきましょうよ~港町に~」


ゼロ&バル

「そうだそうだー!」


「え、ゼロたちを連れて行く気もないんだけど・・・」


もりりん

「そんな~!!私たちの仲でしょ~?」


なぜかもりりんも酔っぱらってるんだけど、3人とも未成年じゃなかったっけ。


ゴンダス

「あぁ~…行きたいのは山々だが。あいにく教官としての仕事がだな」


それはそうだろう。チュートリアルを放棄して旅に同行するなんて聞いたことがない。


ゆきの

「あら、私は行く気満々よ」


そう話したのは、驚いたことに宿屋の受付ゆきのさんだった。


バル

「え?でも宿屋はどうするんですか?」


ゆきの

「そんなの有給申請したら代わりの子がいくらでもいるわよ~。最近休めてなかったしゴンダスもどうだい?」


ゴンダス

「ゆ、ゆきのさんも行くんですか!?なら俺も・・・」


その時、ドアが勢いよく開かれた。


???

「その旅、私もついていきたいですねぇ!」


ゆきの

「あんたは一体!?」


ドアの前に立っているのは地図商「漆黒の狩人」だった。


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