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ネクロマン・サイカ  作者: アフ郎
アジ助編
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23/83

友を思い道をなぞる

オーランド海に隣接する港町オーシャンは、グランド王国の南に位置する(始まりの村)を、さらに南に行った場所にある。

私はそこを目指す事にした。


そよ風の森を抜けて始まりの村を目指す。一度来た道なので少しは土地勘もあるだろう。問題があるとすれば今抱えている2つの金魚鉢だろう。

誰かもう一つ持ってくれないかな。

そんなことを思っていたがそんな人いるわけもなく。

よたよたふらふらと、そよ風の森に入った。




森を進んでいると、黒ローブが召喚陣を書いていた場所に出た。あの人たちなんだったんだろうな。厨二なのかな。


召喚陣の周りには血のような赤い液体が飛び散っていた。気持ち悪かったので私はいそいそと通り過ぎた。


クモタン、毒キノコさんをなんとか倒しながらそよ風の森を進んでいると、前方で悲鳴が聞こえた。

何だろうと思い、ちどり足で見に行った。すると3人のプレイヤーがクモタンに襲われている様だった。


プレイヤー1

「こいつら、なかなかやるじゃねぇの・・・!」


プレイヤー2

「だから私はまだ早いって言ったのよ!」


プレイヤー3

「僕たち全員レベル3だしね・・・」


プレイヤー1

「ぐだぐだ言ってねぇできばれや!」


装備を見たところ、ぷるぷるソードすら持っていない初心者のようだ。

恐らくこのレベル帯なら余裕だろうとたかをくくってこの森に入り、クモタン相手に苦戦しているのだろう。自業自得だね。

私のように1週間レベルを上げて出直しな。


「炎の使徒フェリクスよ。我が生命の一端を使い、炎力をもって滅せよ」


詠唱に気づいたクモタンが私に向かって走ってくる。だがもう遅い。


「ファイアー」


私はクモタンを全員焼き払い、その場を後にした。




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