グランド王国
私はそよ風の森を抜けて遂にグランド王国へと到着した。
「そこの者、止まれ」
王国の兵士だろうか。銀の甲冑を身に着けた兵士に止められてしまった。
「ここは俺最強が治めるグランド王国である!お前は…」
私は始まりの村から、宿屋のおばちゃんの紹介で来たと伝えた。
兵士は私の姿を見つめて
「確かに初心者のようだな。引き留めて悪かった」
兵士は横にずれてこう言った。
「ようこそグランド王国へ!歓迎しよう!」
グランド王国は歴史ある大国であり、店は雑貨屋、武器屋、防具屋、宿屋はもちろん。
アクセサリー屋・・・ステータスを上昇させたり、特殊効果を付与されたアクセサリーが並ぶ。
ファッションショップ・・・ステータスとは関係しない服職人などが作った服を買うことが出来る。
レストラン・・・貨幣を払うことによって料理を食べることが出来る。
図書館・・・魔法使いなどのジョブが魔法を覚えるために訪れる。
釣り具ショップ・・・釣りに必要なものを買うことが出来る
ペットショップ・・・ペットを買ったり、卵を買うことが出来る
酒場・・・クエストを受注する場所
ギルドカウンター・・・仲間を6人以上集めるとギルドという団体を作ることが出来る。
鑑定屋・・・希少なアイテムを鑑定してくれる。
職人見習い場・・・職人を目指すプレイヤーが最初の技術を学ぶ場所。
等々、数えきれない施設があった。
私は鑑定屋を見つけたので、店に入った。
「いらっしゃい」
「この羽いくらで売れますか?」
私はバックから緑の巨鳥が落としていった羽根を取り出して、店主に見せた。
「あぁ~・・・これね」
「これは(緑遊鳥の羽根)と言ってお前さんと同じようにレアアイテムと勘違いして売ってくるものが多いんだ」
「そうか。残念」
私は店主に緑遊鳥の羽根を渡して、銅貨21枚を受け取った。
店を出ようとしたとき、人が店に入ってきた。
数は・・・5人だ。
「おうマスター。鑑定してくれや」
「あ!龍之介さん!待ってましたよ!」
龍之介と呼ばれた男は炎のような赤髪をした細マッチョだ。武器は私と同じ片手剣だろうか。
「これは・・・!もしかして!!」
「あぁ・・・天獅子サークルが極めて僅かな確率で落とす天の剣だ」
「こんなもの初めて見ましたよ!!これなら金貨10枚は出せますよ!」
「っへへ!もっと高値でもいいんだぜ?」
どうやら相当の実力者のようだ。
私は凄いなと思いながら、その店を出た。




