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プロローグ


ここは日本と海外の間にある孤島ルト島。

島としての役割はほぼ担っているが観光客もほぼあまり来ない孤島だ。

島に来ること自体禁止はされてないのである意味珍孤島と言ってもいいところだ。

そんなルト島にある物は小さい学校、少数の民家、そして唯一島の娯楽地であるパップーカレストラン。

だが、そのレストランと学校は2つに分かれていた。

まず学校である中等部二条クラス女学校だが、紅組と白組の2部屋のクラスしかない。

お互いのクラスには防音資材が使われおりお互いの音や声は聞こえないようになっていた。

そしてお互いに行動する時間もバラバラであり仕切られている。

どうしてそういうことになっているのか。

それは人間と吸血鬼で分かれているからだ。

しかもお互い女の子しかいない、まさしく男性側にとっては楽園といってもいいところだ。

何故人間と吸血鬼の2部屋で分かれているのか、それは、これから分かることであろう。

紅組には吸血鬼クラス、白組は人間クラスとなっている。

お互い何時何分に何しているのかも分からない、隣のクラスが人間か吸血鬼かも知られてない。

それぞれお互いに平和な時間を過ごしていた。


「ひなた、授業終わったらパップーカレストランに行かない?私、お母さんにお小遣いもらったんだー」


「良いね、行く行く」


白組では人間クラスである小島みつと朝霧ひなたが6時間目の授業を受けながら小声で会話をしていた。

その同時刻、吸血鬼クラスでは紅組、月石炎華が隣の席である水火さやに会話をしていた。


「さや、点滴ボトルが無くなりそう、夕方にパップーカレストランに行ける?」


「行けるけど、昨日行ったばかりじゃない?」


「ちょっと飲みすぎちゃって」


やれやれと炎華の友達であるさやは呆れた。



今まで紅組と白組の行き先が同じなことはなかった。

それらが重なる時に2人の出会いは始まった。


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