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不調の日と愛されるデザイン

今日は不調の日。通っている施設を休み、日中は殆ど何もせずに寝ていた。

それでも更新だけはしに行ける気力があるうちは、まだ大丈夫だと感じる。それも出来なくなったら多分、いよいよヤバイ。


さて本日更新をしに、家を出た時の話である。別のエッセイでも触れたが、筆者の家のすぐ近所には最近一軒家を取り壊したばかりの更地がある。

ところがこの更地、何もなくなってからというもの暫くの間手付かずのままだった。大分急ピッチで家を取り壊していたのにもかかわらずである。

それが昨日から、ぽつぽつと中に人が入り始めた。やっと工事が開始するのか……と思っていたのが昨日の話。

今日その脇を通りかかると、何やら昨日まではなかった看板が増えている。そこには掠れた文字で、こう書かれていた。


「遺跡発掘中につき、ご協力お願いします」


何と工事ではなく、遺跡発掘ときた。完全に予想の斜め上である。

言われてみれば、筆者の住む地域は歴史的価値の薄い遺跡を埋め立てた跡地を土地として利用している場所が多い。その為何か商業施設を建てる際は、下に眠る遺跡の再調査をしてからというのが通例となっている。

しかしまさか、一軒家の下が遺跡だったとは……。筆者にとっては、嵐の活動休止以上の今年一番のサプライズであった。

そして同時に、ここに何かが建つ事は当分の間はないなと悟った次第である。ここが更地になってから、遮るものがなくなり我が家に吹き付ける風が強さを増しているのだが……。


話は変わって、漸く「さわるメイドインワリオ」がアシュリーが登場するところまで来た。アシュリー可愛いよアシュリー。

思えばワリオの周りにいる女性というのは、全員美女・美少女揃いである。ジャンルも下は幼稚園児、上は一児の母と幅広い。

ところがワリオ側が、それを気にする様子は全くない。ワリオの興味のあるのは金、そして食い物だけである。

もっともそれが、ワリオというキャラクターの人気の一因でもあるのだろう。これで女好きだったら、単なるいけ好かないデブ親父である。

任天堂というのは、こういう絶妙な案配で好かれるキャラクターを生み出すのが上手い会社だなと感じる。今ではゲーム界の世界的ヒーローであるマリオだって、冷静に考えればそのデザインはオーバーオールを着た太った髭親父である。

要素だけ抜き出すと、人気が出そうにはとても思えない。スマブラで共演中の他社の看板キャラと比べてみても、そのデザインの差は顕著である。

しかし気が付けば我々はこの髭親父を、そこらのイケメンより遥かにカッコイイと思っているのである。普通ならおっさんのケモ耳尻尾姿なんて見たくもない筈なのに、それがマリオというだけで違和感なく受け入れられているのである。

これはなかなか驚異的な事ではなかろうか。この一見人気なんて出そうにないデザインのキャラクターを、任天堂はカッコよく、何でも似合うキャラクターと我々に認識させてしまったのである。

この案配の上手さは一体どこから来るのだろう。ワリオだって下品でがめついデブ親父といういかにも嫌われそうな要素が満載なのに、今こうしてここまでの人気を得るに至っている。

同じ任天堂のキャラで言えば、カービィやピカチュウに人気が出るのは解る。可愛いからだ。リンクやサムスに人気が出るのも解る。カッコイイからだ。

その点で、マリオファミリーというのは実に異質である。大半がオーバーオールの髭親父か厳つい亀というデザインにもかかわらず、彼ら彼女らに負けない人気を得ているのだ。

最近で言えば、「ARMS」というゲームのキャラデザインがなかなか攻めた形だろうか。このゲームのキャラ達は全員両手がバネの形になっているという実に珍妙なデザインなのだが、実際にプレイしたプレイヤー達からは気味悪がられる事もなく好評を得ている。

こういう、いわゆる「媚びない」路線が安定した人気を得られるというのは実に稀な事である。普通の会社が何故媚びたデザインを優先するかと言えば、何の事はない、それが確実に人気になって返ってくるからに他ならない。媚びない攻めたデザインは最初こそ物珍しさから人が寄ってくるが、やがて大抵の人は元の定番へと帰っていく。

しかし本当に稀に、攻めたデザインが新たな定番へと変化していく事がある。そうなるとただの一過性の流行ではなく、後々まで脈々と続きやがて新たなデザインを生み出す種にもなるのである。

任天堂とは要するに、その新たな定番を生み出すのが物凄く上手い会社なのだ。これはキャラデザインもそうだが、ゲームそのものに対しても同じ事が言える。

一方のソニーは、元々ある定番から新たなデザインをアレンジして生み出していくのが上手い会社なのではないかと感じる。それまで燻っていたCD-ROMをゲーム業界の最定番にまで押し上げたのは、ソニーの企業戦略の巧みさがあったからだろう。

もっとも「I.Q」や「Xi[サイ]」など、パズルゲームに関してだけはソニーもなかなか攻めていたように思う。この二つは現在発売中のプレイステーションクラシックで遊べるので、興味があれば。

任天堂とソニー、この二つのデザインの生み出し方はどちらが優れているとも言えないしどちらが劣っているとも言えない。ぶっちゃけてしまえば、そんなもの気に入れば、面白ければどっちだっていい!のである。

各ゲーム会社におかれては、媚びても攻めてもいいので是非自分達が自信を持って面白いと思ったものを形にして頂きたい。それは例え世間にクソゲーと呼ばれる事になっても、きっと忘れられない、強烈な印象を遊んだプレイヤーに残す筈だから。

そしてあわよくば、それが新しい定番に……というのは、流石に夢を見すぎか?

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