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【3巻電子書籍発売】王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど……  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
チエナ王国の王女が邪魔してきました

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ガンダーラ王国王太子の独り言 後悔先に立たず、恐竜王子に良い所を見せようとしたら、敵中に孤立してしまいました

 俺は完全に恐竜王子の怒りをかってしまった。

 どうしよう?

 俺は呆然としていた。


 でも待ってほしい。

 俺は決して恐竜王子とエリーゼ様の間を喧嘩させようとしたのではない。

 そもそも俺をけがさせたのは皇太子でそれを看護してくれたのがエリーゼ様なのだ。

 元々俺をけがさせた皇太子殿下が悪い……そんなことは口が裂けても言えなかったが……事実だ。

 でも、この怒りを買ったままでは下手したら国が滅ぶ。

 俺は恐怖した。



 そんな時だ。チエナの魔術師がエリーゼ様を誘拐しようとしたのだ。

 皇太子殿下は激怒しているそうだ。


 今こそ点数を稼ぐ好機だ。

 この前の怒りをなんとしてでも、解かねばなるまい。

 俺は真っ先に皇太子殿下の前に進み出たのだ。


「何だ? アルバン!」

 不機嫌そうに皇太子が俺を睨み付けた。


 ヒィィィィィ


 俺はその怒りの大きさに驚き慌てた。本当に下手したら漏らしてしまいそうだった。


「皇太子殿下におかれましては……」

「前置きは良い。さっさと言え!」

 俺は殿下の不機嫌な声に本当に漏らしてしまいそうになった。


「はっ、このアルバン、直ちにガンダーラ王国に帰還して、エリーゼ様に無体なことをしたチエナ本国に対して、制裁の意味で攻め込みたく存じます」

 俺は必死に叫んでいた。


「よし、よく言った。アルバン。直ちにチエナに向かって全軍をもって攻め込め。俺も準備ができ次第、チエナに向けて出陣する」

 途端に皇太子は上機嫌になってくれたのだ。

「ははあ」

 俺は平伏した。

「では直ちに準備のために国元に戻ります」

 俺は皇太子の前からすぐに下がろうとしたのだ。


「待て、アルバン」

「はっ」

 立ち上がりかけた俺様は慌てて、その場に平伏した。


「この剣をやろう」

 皇太子は手元にあった刀を俺にくれたのだ。

「これは?」

 俺は思わず聞いていた。

「東方10カ国を攻め取ったときにテルナンにあった宝剣村雨だ」

「はっ、これがあの村雨でございますか?」

 俺は鞘の上から宝剣を見た。東方10カ国以外でもその存在を知られた有名な宝剣だ。まさかそんな宝剣をもらえるなど思ってもいなかった。

「その剣を使ってチエナの領地を切り従えろ。チエナ征伐完遂の折にはその方の隣のゴビ郡をその方に与えてやろう」

「ははあ、ありがたき幸せに存じます。このアルバン、頂いた村雨で、必ずやチエナの軍を蹴散らしてご覧に入れます」

「期待しておるぞ」

 俺は望外の言葉を皇太子からもらって一目散に国元に帰ったのだ。



 我が国ガンダーラ王国では帝国とチエナの間で戦雲急を告げたことに対して、どちらにつくかでも大もめにめていた。

 父や古い重臣達はチエナにつこうとしていたが、若手の官僚達は帝国派だった。


父らの考えはとんでもないことだった。ガンダーラがチエナについたと聞いた瞬間、下手したらあの恐竜皇子が攻めてくるかもしれない。そんなことになればこの国は終わりだ。


 俺は言葉を重ねて、いかに帝国が強いか、恐竜皇子が強大な力を秘めているか恐怖をもって語ったのだ。

 父や重臣達は昔からのチエナとのつながりを持ち出して抵抗したが、

「事が成った暁にはゴビ郡1郡を我が国の領地として認めていただけるとのことでした」

「それは誠か」

「ゴビ郡とは我が国よりも大きな領地ではありませんか」

 父や重臣達は現金な者で慌てて言葉を違えて攻め入る準備に入ったのだ。

 隣国のラペルズ王国は帝国の外務卿の娘を後妻に迎えている。もたもたしているとラペルズ王国に先を越されるかもしれない。


 俺は直ちに集められるだけの軍を率いて、チエナのゴビ地方に攻め入ったのだ。


 最初の国境の要塞都市モッチーナは我が国が攻めてくるなど思ってもいなかったかのかあっさりと落ちたのだ。


 幸先はとても良かった。


でも、その隣の城塞を攻めているときだ。俺はとんでもない情報に接したのだ。

なんとチエナはこちらの方に10万の大軍を向かわせているというのだ。


帝国は何故かまだ攻め込んでもいなかった。


あの恐竜皇子の怒り具合からしてほぼ同時に攻め込んでいるはずなのに、どうしたのだろう?

俺様はチエナが帝国に講和の使者を送り込んだのを知らなかったのだ。


失敗したか、攻め込むのが早すぎたようだ。

俺は後悔した。しかし、もう今更どうしようもない。


俺は直ちに5千の軍勢をまとめて、モッチーナに籠城したのだ。

こうなれば帝国軍が攻撃を始めるまでになんとしてでも、この地を防衛しなければならない。

チエナ側は戦意旺盛で、古くからの属国の我が国が帝国についた件でとても怒っていた。


俺は窮地に立たされたのだ。

「アルバン様、いかがされるのですか?」

「チエナ軍は戦意旺盛ですぞ」

「ええい、何を言っている。こうなったらどんなことがあってもこの地を守り抜くのだ。レオンハルト様が我々を見捨てられるはずはない」

俺は配下の宰相や将軍達にそう言い切ったのだ。


でも、あのレオンハルト様が本当に俺を見捨てないかどうかとても不安だった。

俺は心の底で誓ったのだ。

これからは行動を起こすときは本当に慎重に行動しようと。



ここまで読んで頂いてありがとうございます。

新作『婚約破棄されたので下剋上することにしました』始めました。

https://ncode.syosetu.com/n0747ju/


今丁度婚約破棄の断罪の所です。

面白いと思うので是非ともご覧下さい。

10センチくらい下にもリンク張っています

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私のお話、ここまで読んで頂いて本当にありがとうございます。

次の話

『悪役令嬢に転生させられた地味令嬢ですが、ヒロインの方が強くて虐められているんですけど……』https://ncode.syosetu.com/n7240kb/


この話の

次の作品はこちら

『婚約破棄されたので下剋上することにしました』https://ncode.syosetu.com/n0747ju/


この話が電子書籍化されました

表紙画像
1巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど 卒業パーティーは恐竜皇子と恐れられるお義兄様と一緒に』
上の表紙絵はおだやか先生が可愛いエリーゼを守る格好良いお義兄様を描いて頂きました。
このなろうで書いたのに【お義兄様との洞窟探検】2万字の描き下ろしが追加されています。
小さいヒロインのエリーゼはダンジョンに潜りたいとお義兄様に無理やり連れて行ってもらって、巻き起こす大騒動。
後で知ったお義父様(皇帝)が怒るもエリーゼの前に撃沈、更に行ったダンジョンにはなんとあの…………、とても面白いお話になっています。

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表紙画像

表紙絵はおだやか先生が美しい、お義兄様とエリーゼのキスシーンを描いて頂きました。
2巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… 帝国に帰還しての宮廷夜会、お義兄様にキスされてしまいました』
こちらの新規書き下ろしはセッシーとの出会いです。皇帝一家でセシール湖にお出かけしたエリーゼはお義兄様たちと湖の地下宮殿に冒険に出かけます。
反逆の陰謀と共にそこにいたのは巨大な水竜で…… とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

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3巻表紙画像

表紙絵はおだやか先生がエリーゼをお義兄様が抱きあげる美しいシーンを描いて頂きました。
3巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… そのお義兄様から「エリーゼ、どうか結婚してください」と求婚されました。』
こちらの新規書き下ろしは学園に出る幽霊竜退治です。学園時代のお義兄様の幽霊騒動にエリーゼが一緒に冒険します
とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

■【3千字のSS連れ子様の護衛騎士・シーモア特典付き】
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ぜひとも手にとって見ていただければ嬉しいです。

この話のスピンオフはこちら


『【なろう500万字達成記念】知らない男から婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの学園を止めさせると叫びだしたんだけど』
https://ncode.syosetu.com/n3697jc/



私の最新作はこちら

『男爵令嬢に転生したら実は悪役令嬢でした! 伯爵家の養女になったヒロインよりも悲惨な目にあっているのに断罪なんてお断りです』https://ncode.syosetu.com/n7673jn/


アルファポリスのレジーナブックスにて

【書籍化】

しました!
2023年6月28日全国1200以上の書店にて発売しました。表紙画像は11ちゃんさんです。
表紙画像
表紙絵をクリックしたらレジーナブックスの説明ページに飛びます。


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手に取って読んで頂けたら嬉しいです。

なろうの掲載ページ『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』https://ncode.syosetu.com/n3651hp/

第一部は書籍化の規約上3分の1残して後は他者視点で繋いでいます
「えっ、ゲームの世界の悪役令嬢に生まれ変わった?」
頭をぶつけた拍子に前世の記憶が戻ってきたフラン、
でも、ケームの中身をほとんど覚えていない!
公爵令嬢で第一王子の婚約者であるフランはゲームの中で聖女を虐めて、サマーパーティーで王子から婚約破棄されるらしい。
しかし、フランはそもそも前世は病弱で、学校にはほとんど通えていなかったので、女たらしの王子の事は諦めて青春を思いっきりエンジョイすることにしたのだった。
しかし、その途端に態度を180度変えて迫ってくる第一王子をうざいと思うフラン。
王子にまとわりつく聖女、
更にもともとアプローチしているが全く無視されている第二王子とシスコンの弟が絡んできて・・・・。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。

私の

2番人気の作品はこちら

『モブですら無いと落胆したら悪役令嬢だった~前世コミュ障引きこもりだった私は今世は素敵な恋がしたい~』https://ncode.syosetu.com/n8311hq/

私の

3番人気の作品はこちら

『皇太子に婚約破棄されましたーでもただでは済ませません!』https://ncode.syosetu.com/n8911gf/

この話の

次の作品はこちら

『王太子に婚約破棄されて両親を殺した野蛮王に売られそうになった時、白馬の騎士様が助けてくれました』https://ncode.syosetu.com/n6878ix/


前の前の作品『傭兵バスターズ』元剣聖と悪役令嬢率いる傭兵団の冒険活劇https://ncode.syosetu.com/n3697jc/


この話の

前の作品はこちら

『天使な息子にこの命捧げます』https://ncode.syosetu.com/n9455ip/

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