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【3巻電子書籍発売】王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど……  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
チエナ王国の王女が邪魔してきました

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お義兄様視点 目の前で義妹をまた拐われたので、怒り狂った俺と古代竜はナンジンの都を壊滅させました

バイインを完膚なまでに破壊した時は、既に古代竜に拐われたエリはどこにも見えなかった。


周りの民に聞き回ったところ、一人の商人が古代竜はナンジンの山奥にいると教えてくれた。


ナンジンまで結構距離はある。


俺はそれを聞いて必死にエリを追いかけ出した。



チエナの騎士等に邪魔されるのが嫌で俺は山沿いの間道を走った。


時に現れるチエナ兵を蹴散らし、食料はバイインで見つけた銭を元に途中で買い求めて、なんとか先を急いだ。


レッドに走らせたら山道も平野の道もそんなに変わらなかった。


途中の山の中で仮眠した。



夢の中で、俺はエリと一緒にいた。


「お義兄様。この問題が良くわからないの?」

小さい頃の夢だ。

エリはよく、俺に聞いてきた。

それも、俺の苦手な礼儀作法とか数学だった。

貴族の歴史とかは嫌ほど頭に叩き込まれたので、らくらく答えられたが、礼儀作法や、数学は本来は他のやつに任せたかった。


しかし、澄んだエリの瞳で見つめられて聞かれると、知らないともいえず、俺は必死に勉強したのだ。


母上や俺の教師たちはそんな俺を生暖かい瞳で見てきたが、俺は無視した。


エリの担当の礼儀作法の教師や数学の教師は俺の家庭教師と結託して、わざとエリに難しい宿題を出して、俺を勉強させているのではないかと疑わしい面もあったが……


「お義兄様、この問題が判るなんて凄い!」

と言って俺を褒めてくれるエリの声聞きたさに、俺は懸命に勉強したのだ。


俺はそのエリの俺を褒める声に飛び起きた。


そうだ。早く。エリを助けないと。


エリは古代竜に連れ去られたのだ。

今頃は怯えているかもしれない。

そうか餌にされてしまったのだろうか?


俺は慌ててレッドを起こして動き出した。



まあ、俺の特訓を耐えきったエリがそう簡単にやられるとは思えなかったが……


そう、普通は皇族の男に課される特訓を、女にもかかわらず、エリは受けたのだ。


最もエリはどこにでも、俺に付いてきていたので、その流れで受けたに過ぎない。


でも、普通は女が耐えられるような内容ではないのだ。


さすが剣聖の娘と言えようか。


弟のローレンツやマルクスですら逃げようとした訓練なのだ。


普通のか弱い女が耐えられるわけはないのに……エリは必死に食らいついてきた。


まあ、それだけ根性があるのだ。


考えたら子供の頃の火竜討伐は怒り狂ったエリの前に火竜が逃げていったという報告まであった。


そんなエリがそう簡単にやられるわけはない。


俺はそう思い込もうとした。



でも、エリは涙もろいところもあるのだ。


母上が亡くなった時にシスの前では必死に我慢していたが、その後一人でベッドの中で泣いていたのだ。

「大人になったのに、涙が止まらなくて」

「良いんだよ。エリ、泣きたい時に泣けば」

「お義兄様」

エリは思いっきり俺に抱きついて泣き出したのだ。


「お義兄様。今日は昔みたいに一緒に寝てくれない?」

エリが俺に頼んできたのだ。

そう言えば俺はエリが小さい時は、特にシスが生まれたばかりの頃は母上がシスにかかりっきりだった事もあって、さみしくしていたエリと良く一緒に寝てやった事を思い出した。

「他の奴には内緒だぞ」

俺はそう言うとエリのベッドに入ってエリに添い寝してやったのだ。

エリは俺の胸で泣くだけ泣くといつの間にか寝ていた。

俺はそっとそのエリの涙の跡をハンカチで拭いてやった。

「エリ、俺はどんな事があってもお前の面倒は見るからな」

俺はその時に決意したのだ。


なのにこれは何たる事だ。

俺がいながらチエナの奴らに拐われるとは。


「レッド、急ぐぞ!」

「ヒヒーーーーン」

俺の声にレッドは更に魔力を纏ってスピードアップしたのだ。


そんな俺等がナンジンに近づいたときだ。


前から大量の人が必死に逃げてきているのに、出会った。


「どうしたのだ?」

俺がレッドから飛び降りて、逃げていく男を強引に立ち止まらせて聞くと、

「竜だ。女の子を背中に乗せた竜が暴れているんだ」

そう叫ぶと男は後ろを振り返りもせずにかけていった。


「エリだ。エリに違いない」

俺は喜色を浮かべて慌ててレッドに飛び乗ると駆け出した。


エリがどうやって古代竜を手なづけたか知らないが、そんな事ができるのはエリくらいしかいないはずだ。


ナンジンの城門は大きく破壊されていた。


俺はそのまま、駆け抜けた。


「ギャオーーーーー」

遠くで古代竜の咆哮が聞こえた。


俺はそちらに全力で駆け込んだ。


しかし、俺が行った時にはエリはズバンに捕まって転移させられそうになっていた。


「エリ!」

俺はエリに呼びかけた。


「お義兄様!」

エリがこちらを向こうとして、そのままズバンに連れ去られたのだ。


「エリ!」

何たる事だ。また、エリを眼の前で拐われてしまった。


「くっそう!」

もう許さない。


俺は捕まって暴れている古代竜を魔力の紐で縛っている魔術師達に雷撃を浴びせていた。


「「「ギャーーーーー」」」

魔術師達は一撃で黒焦げになっていた。


古代竜は自分をふん縛っている魔力の綱が切れて、怒り狂って暴れ出した。


火炎をありとあらゆるところに吐き出したのだ。


怒り狂っていた俺も火竜に倣って爆裂魔術を四方八方に放出したのだ。


大都市、ナンジンが灰燼と化すのにそれほど時間はかからなかった。



ここまで読んで頂いてありがとうございます。

現在山にこもっていまして不定期更新になると思います

ご了承を。

この話の第一巻

『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど 卒業パーティーは恐竜皇子と恐れられるお義兄様と一緒に』

https://www.cmoa.jp/title/1101429725/


シーモアで絶賛発売中です。

買ってね(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾

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私のお話、ここまで読んで頂いて本当にありがとうございます。

次の話

『悪役令嬢に転生させられた地味令嬢ですが、ヒロインの方が強くて虐められているんですけど……』https://ncode.syosetu.com/n7240kb/


この話の

次の作品はこちら

『婚約破棄されたので下剋上することにしました』https://ncode.syosetu.com/n0747ju/


この話が電子書籍化されました

表紙画像
1巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど 卒業パーティーは恐竜皇子と恐れられるお義兄様と一緒に』
上の表紙絵はおだやか先生が可愛いエリーゼを守る格好良いお義兄様を描いて頂きました。
このなろうで書いたのに【お義兄様との洞窟探検】2万字の描き下ろしが追加されています。
小さいヒロインのエリーゼはダンジョンに潜りたいとお義兄様に無理やり連れて行ってもらって、巻き起こす大騒動。
後で知ったお義父様(皇帝)が怒るもエリーゼの前に撃沈、更に行ったダンジョンにはなんとあの…………、とても面白いお話になっています。

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表紙画像

表紙絵はおだやか先生が美しい、お義兄様とエリーゼのキスシーンを描いて頂きました。
2巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… 帝国に帰還しての宮廷夜会、お義兄様にキスされてしまいました』
こちらの新規書き下ろしはセッシーとの出会いです。皇帝一家でセシール湖にお出かけしたエリーゼはお義兄様たちと湖の地下宮殿に冒険に出かけます。
反逆の陰謀と共にそこにいたのは巨大な水竜で…… とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

■【3千字のSSドレス工房の主の独り言シーモア特典付き】
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3巻表紙画像

表紙絵はおだやか先生がエリーゼをお義兄様が抱きあげる美しいシーンを描いて頂きました。
3巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… そのお義兄様から「エリーゼ、どうか結婚してください」と求婚されました。』
こちらの新規書き下ろしは学園に出る幽霊竜退治です。学園時代のお義兄様の幽霊騒動にエリーゼが一緒に冒険します
とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

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ぜひとも手にとって見ていただければ嬉しいです。

この話のスピンオフはこちら


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アルファポリスのレジーナブックスにて

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2023年6月28日全国1200以上の書店にて発売しました。表紙画像は11ちゃんさんです。
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手に取って読んで頂けたら嬉しいです。

なろうの掲載ページ『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』https://ncode.syosetu.com/n3651hp/

第一部は書籍化の規約上3分の1残して後は他者視点で繋いでいます
「えっ、ゲームの世界の悪役令嬢に生まれ変わった?」
頭をぶつけた拍子に前世の記憶が戻ってきたフラン、
でも、ケームの中身をほとんど覚えていない!
公爵令嬢で第一王子の婚約者であるフランはゲームの中で聖女を虐めて、サマーパーティーで王子から婚約破棄されるらしい。
しかし、フランはそもそも前世は病弱で、学校にはほとんど通えていなかったので、女たらしの王子の事は諦めて青春を思いっきりエンジョイすることにしたのだった。
しかし、その途端に態度を180度変えて迫ってくる第一王子をうざいと思うフラン。
王子にまとわりつく聖女、
更にもともとアプローチしているが全く無視されている第二王子とシスコンの弟が絡んできて・・・・。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。

私の

2番人気の作品はこちら

『モブですら無いと落胆したら悪役令嬢だった~前世コミュ障引きこもりだった私は今世は素敵な恋がしたい~』https://ncode.syosetu.com/n8311hq/

私の

3番人気の作品はこちら

『皇太子に婚約破棄されましたーでもただでは済ませません!』https://ncode.syosetu.com/n8911gf/

この話の

次の作品はこちら

『王太子に婚約破棄されて両親を殺した野蛮王に売られそうになった時、白馬の騎士様が助けてくれました』https://ncode.syosetu.com/n6878ix/


前の前の作品『傭兵バスターズ』元剣聖と悪役令嬢率いる傭兵団の冒険活劇https://ncode.syosetu.com/n3697jc/


この話の

前の作品はこちら

『天使な息子にこの命捧げます』https://ncode.syosetu.com/n9455ip/

― 新着の感想 ―
[一言] 古代竜withお義兄様の火炎放射器的攻撃すごいですねー。無敵の様相が目に浮かぶ。
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