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おまけ●
彼は楽しんだ。
バイクで家を出たある日、途中でストーリーを考えてしまい、
いつもの通勤路の交差点を、左に折れるはずが、右に曲がってしまうぐらいだった。
彼は思った。しまったあ!これはイカン!中毒症状じゃないか?!と。
さらに、10年になろうとする前立腺がんの経過観察で、
数値の上昇が見られるようになった。少し、休まないとな。彼はそう考えた。
でも、どうしよう?この自己満足のストーリー?
彼は迷っている。どこかに投稿するか、どうかを。
この物語は、誰かの『世界線』に届くだろうか?
もし、誰かが今、彼の状況を知っているとすれば、世界線はあるはずだ。
同時に、状況を知った者も、きっと誰かが、その世界線に気づく時がくるはずである。
その時は近いのだろうか?
彼の妻は、今もネット漫画を楽しそうに読んでいる。
求めていた、小さな平和がここにある。
(「世界線をこえて 第3部 おまけ⚫️」)
そして、「世界線をこえて 第4部」に続きます。ありがとうございます。




