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君たちの時代にいたい  作者: たかゆき宗也
『ラスト・メッセンジャー』
16/19

メラーニャの記録

 名称:メラーニャ

 性別:女性

 生年月日:1885年5月2日

 本作戦の役割:撹乱


 こちらを真っ直ぐ見つめる写真が貼り付けてあった。

 

 写真の中の女性は。

 束感のある金髪を伸ばし。

 大きなピンク色のリボンでハーフツインにしていた。


 

――当人の記録を下記に記す。



 あたしについて話せばいいのよね。


 分かったわ。


 あたしはメラーニャ。

 黄金の髪とサファイアの瞳を持つNIBの補佐官よ。



 

 これくらい誇張するのが丁度良いのよ!


 

 どうせ数多のページに埋もれるんだから。

 少しくらい存在感出さなきゃでしょ!



 そうね……。

 私は甘い物が好きよ。

 メラーニャは野菜のスープが好きみたいだけど。

 

 スープなんて何時も食べてるからあたしからしたら好物にはならないわね。

 


 

 あと猫も好きよ。

 NIBには沢山の動物が居るけど。

 猫はあたしが小さい時に飼われてたわね。



 

 仕事について?

 話しても楽しいものじゃないから嫌よ。



 ……本当に全部書くのね。

 


 えぇ、分かってる。


 

 そうね、その本が遺言みたいになるんだとしたら。

 

 あたしのお墓はカタリナの隣が良いわ。

 中に骸が無くてもね。



 


 

 他には!?


 ちょっと嘘でしょ。

 良い感じに締めたじゃない。

 


 あーもう知らないわよ。

 見えてないんだから。

 残りの行数がどうかなんて。


 


 あぁ、これ?

 

 このリボンはね可愛いから付けてるの。


 あたし⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎みたいな仕事しないし。

 着飾ったって問題無いわ!

 


 あと……。

 

 あと…………。


 いや……もうこの位で良いかな。

 

 あたし、自分が死ぬ未来なんて見えないし。

 

 

 じゃあね。

 メッセンジャーさん。

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