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ガダルカナル〜密林に消えていく星〜  作者: kazu
第二章 「激闘篇」
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「激闘、ムカデ高地」(決戦編 中編)

今回若干文字数少ないかもです!

ご了承いただいた上でご覧ください。

それではどうぞ

小塚小隊長「突撃ぃぃぃぃぃ!前へぇぇぇぇぇ!」


小隊「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」

その時、僕らの正体も突撃に加わった。


ここは、ムカデ高地。


Episode27.「激闘、ムカデ高地」


ズダダダダダと後方から機関銃の援護を受け、僕らはかすり傷などは負いながらも必死に突撃を敢行した。

中央隊の本隊は先に突撃を開始しており、そっちのほうが集中的に狙われていた。

僕らは小隊という小さいもののためあまりねらわれてはいなかった。


しかし、やはりそれでもある程度の弾幕はこちらへ向かって来る。


小隊員「ぐはっ…!」


小嶋「っ…!」

その時小隊員が敵の歩兵のM1カービンによって腕を撃ち抜かれてしまっていた。

もはや小銃を持てるほどの力もないのだろう。


どうする…どうすれば…!


あいつは苦しそうだ…俺だって今ならあいつをまた茂みに隠すことだってまだできる距離だ…!


なら…するしかない…


小嶋「おい!こっちへ来い!匍匐でだ!」

そう負傷した小隊員に叫び、小嶋の隠れていた砲弾穴まで来るよう命令した。

その兵士は力を振り絞り頑張ってこちらまで片手で匍匐全進していた。


その頃も小嶋は必死に援護した。


小嶋「くそっ…!」

ズダンッと自分も汗をかき、土にまみれながらも三八式歩兵銃を射撃する。

何人撃ち殺したなど、わからない。


小隊員「小嶋…殿…」

そのとき小隊員が砲弾穴の前まで来ていた。


小嶋「よし!手を…」

そのとき、1発の銃声が鳴った。


彼の手は、こちらに伸びなかった。


土にまみれた小嶋の手を、掴もうとはしなかった。


小嶋「チッ…この畜生がぁぁぁぁぁぁ!!」

そうして三八式歩兵銃を咄嗟に米兵が見える方向に向け、射撃する。


「oh!!!!!!!」

その弾丸はやがて一人の米兵を貫いた。




……


あぁ、人を殺すってこういうことなんだ。


なにか、特に何も感じない。


"戦争だから"、かな。


「小嶋!!!!」


小嶋「は、はい!」

小塚小隊長の掛け声によって彼は正気を取り戻した。


小塚小隊長「いいか!今俺が機関銃兵を連れ来た!96式で援護してくれるらしい。いくぞ!」

そうして後ろの機関銃兵が頷いたあと、小塚小隊長とともに前進する。


土煙が舞う、手榴弾で吹き飛ばした機関銃の土嚢を乗り越えて塹壕へと突入する。



やけに…浅いな、



そう、この時米軍は急遽日本軍の猛攻に耐えるために塹壕を作ったが時間がなく申し訳程度に浅い塹壕を作った。これが、塹壕が浅い要因である。


小嶋「畜生!まぁどうでもいい!おい!小嶋班は前進するぞ!」

そうして塹壕の道を伝っていき米兵と白兵戦をとる構えを取った。

浅いため味方からの誤射が怖いがそんなことは気にしてはいられない。


小嶋「伏せろ…」

小嶋は班員にそう命令した。


小嶋「見えるか、あの機関銃。俺は今からここから突進してあいつの銃手をやる、義雄は弾を込めてる奴をやれ。それ以外は援護だ。いいな?」

そうして皆頷いたあと、義雄を率いて少しずつ前進する。



はぁ…やらねぇと…絶対…間違いは許されない…



そうして、ついに目の前に機関銃がくる。


「shot jap!!!!!」「fuck!!!」


英語が聞こえた。


そのとき、飛び出す。



小嶋「死に晒せこのアメ公!!!!!」

義雄「天皇陛下バンザァァイ!!」


そうして雄叫びを上げながら機関銃を操っている米兵に突撃する。


「why!?」

米兵も咄嗟に振り向いたが、もう遅い。


小嶋「おらぁぁぁ!」

「why...?」


米兵が小嶋と目が合った瞬間、小嶋は銃剣を首へと突き刺す。


ザシュッと言う音ともに勢いよく血が飛び出し、小嶋の顔に付着する。


「mooooooom!!!!!!!!」

そう叫びながら米兵は小嶋へと銃剣を刺そうとする。


義雄「よせぇぇぇぇ!」

義雄はその銃剣を持った米兵を三八式歩兵銃で押し倒し、突き刺す。



「...mo..m....」

米兵はそのまま、息絶えた。


こんなにあっさりと、突撃って終わるものなんだな…


生きることと、終わることは一瞬というものだ…


血の匂い…


土にまみれた手…


鳴り響く銃声…


響く叫び…


もうなにもかもが、




「どうでもいいって感じがする。」




義雄「どうしたんだ…小嶋さん…」

そう、義雄はつぶやいた。





「fuckin jaaaaaaaaaap!!!!!!」

そう叫びながら若い米兵は真後ろから、突き刺した。


第二十七話「激闘、ムカデ高地」(決戦編 中編)






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