ジャーナリストレポート
ジャーナリスト金子 達一が、カバラ皇国と国際関係を独自の情報網から得られた情報を元にレポートします。
カバラ皇国が札幌を占領してから、もうすぐ一週間になろうとしている。
日本政府は、官僚を通じカバラ皇国と交渉を行っているが、交渉が進展したと言う情報はなく、停戦期間終了後の戦闘再開は確実な事になっている。
一方で、札幌に領事館を構える国々がカバラ皇国と接触している事が目撃されています。
「現代のツァーリ」ウラジ・アーチン ロシア大統領は、側近に対し「魔法研究を独占出来るのであれば、島の一個や二個租借してやってもおつりがくる」と漏らしたと言う
公式には、日本へ国連軍としての軍事共同作戦を持ちかけ、サハリンへ機甲師団を集結させているが、頑なに自衛隊単独での札幌解放の立場を崩さない矢部総理を、公然と批判している
ロシアがカバラ皇国へどのような条件を提示したのかは、定かではないが北方四島のカバラ皇国への租借くらいなら驚く事はないであろう。
ロシアであれば、この混乱に乗じ北海道へ上陸しカバラ皇国との共同統治を持ちかける事も考えられるのである。
中国の動きも怪しい、中南海での動きは聞こえて来てはいないが、沖縄の米軍基地周辺の左翼団体の数が半数以下になっているのだ
普段から中国との関係を怪しまれている与野党国会議員が、党派を超えて赤坂で密会している情報も掴んでいる
ただ安心材料としては、日本海に展開している空母艦隊は、単なるデモンストレーションであり軍事的な行動は考えていないと思われる。
その証拠に空母には固定翼の戦闘機を積んでおらず、輸送ヘリ主体であり国際的にも避難される物ではない
中国が考えているのは、左翼団体や潜伏している工作員などを使って、この混乱を長期化させ日本の国力弱体化を狙っているはずである
朝鮮総連もカバラ皇国に接触しているが、彼らの場合は、私も何を考えているのか解らない、援助される側の国が何を持って交渉をしようとしたのかは謎である
同盟国アメリカは、大統領のドナルド・ポーカーが興味がないのか、今のところ自衛隊の支援程度の動きのみでワシントンの動きは静かである
但し、軍産複合企業の周辺は慌ただしく、物資輸送のトラックが通常の10倍以上の出入りとなっており、その企業の予算で研究開発を行っていると思われる大学の教授や、シリコンバレーの研究者達が街から消えたのである。
私の予想では、条約も何もない人間に似た化け物達を相手に、新型兵器の実験をしようとしていると思われる。それは結構な事だが、札幌市民へ被害が及ぶようであれば日米同盟を根本から覆しかねない
まぁ交渉と取引が好きなポーカーが、変に興味を持ちカバラ皇国と直接対話する事が無い限りアメリカの動きを心配する必要はないであろう
最後に、我が日本政府であるが、この状況をチャンスととらえている人間は何人いるのだろうか?
確かに札幌市民のおかれた状況は厳しい物があるが、未知の可能性を秘めたカバラ皇国から得るものは果てしなく大きいと思う。
平和的にでも、力によるものでも良いのだが、最終的に当事者である我が国が、しっかりとした果実を得られるような対応を望む
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停戦期間最終日の夜、矢部総理が札幌市民及び日本国民へのメッセージが伝えられようとしていた。




