不思議映像
習志野市内で一人暮らしをしている荒谷は自宅でTVを着けながら夕張岳の報告書を読みながら焼酎を飲んでいた。
【2時間SP 最新!不思議映像TOP100】
「第12位の映像 札幌市清田区山田さんの車載カメラ映像です」
目の前に森が広がる住宅地の生活道路をゆっくりと移動し自宅車庫へバックしカメラが正面の森を映し映像は終了
「「「???」」」
「皆さんお分かりになりましたか?」
「それではスローでもう一度、画面右の森にご注目下さい」
「あっ!」
「まだ解りませんか? 拡大しましょう! 森を彷徨う妖精の姿がはっきりと映し出されています」
一瞬だがヘッドライトが映し出す森の奥に、羽の生えた小人のような物がはっきりと映っている
「「「えーーーーーーーーーーー!」」」
「松本さんどう思いますか?」
「妖精ですよね?俺も浜田にどつかれた時、たまに見えますよ」
「「「ワハハハハハ!ワハハハハハ!ワハハハハハ!」」」
荒谷は左手に持っていたグラスをテーブルに落とし報告書がびしょ濡れになる
「これは俺が森で見た妖精そのものじゃないか・・・」
我に返り濡れた報告書をゴミ箱に捨て汚れたテーブルをキッチンペーパーで拭きながら
「確か真駒内演習場は清田区だったな・・・これはまだ何か起こるぞ」
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四人の入浴が終わり最後にシャワーだけを浴び出て来た宮脇が風呂上りにビールを飲むか聞いてきた。
ビールが弱いお酒であると満子が説明すると三人共飲みたいと言うので冷蔵庫から缶ビールを5本取り出し持って来た
「美味しい・・・これはエールだね。久しぶりに飲んだ」
「正確にはビールじゃないんだけど・・・まぁいいか、他の二人はいいとしてセシリアちゃん飲んでいい年なの?」
「この国は何才から飲んでいいのですか?」
「日本はハタチからだよ。ハタチは20才の事ね」
「妾は90才ですよ」
思わずビールを吹き出す宮脇だが
この手の人達の設定は大事な事なんだろうなと思い突っ込むのを止めた
「それより、そのカツラと耳は取らないの?」
「妾はカツラではないし、エルフの耳も取れませんよ」
セシリアの風呂上りで薄っすら濡れている羽毛のような髪の毛は、偽物には見えない
「ヨエルさん耳を触らせて貰っていいでしょうか?」
「はい、どうぞ」
宮脇の隣に座っているヨエルの耳はアルコールで少し赤くなっており触れば本物である事は間違いなかった
「き、君たちはいったい・・・」
宮脇はやっとセシリア達の異常を認識した




