6話 クラリ再び
~レジスタンス内部~
クインツ
「ほう それでおめおめと持ち帰ってきたのか」
ライル
「おう でもいいだろ?」
ミアナ
「まあ、大丈夫だと思うよ」
ミアナの言い分を聞いてやっと納得する
シャーク
「じゃあ俺はレジスタンスで引き続き守っておくぜ」
ライルは外へと出歩く事にした
~アリファ国 瓦礫にて~
瓦礫を見ていく
ライル
「マグニナンバーズに殺された奴 マグニナンバーズに操られて殺された奴
沢山いる しかし、この惨状は全て奴の仕組んだ罠だ」
ライルは瓦礫を蹴飛ばす
すると瓦礫が少年に当たった
ライル
「すまないな」
ライルは驚いた それはクラリだったからだ
その瞬間、クラリはライルの右腕を抉っていた
抉ったのはクラリが飛ばしていたパチンコ玉
パチンコ玉が実はボウリング玉だった
クラリ
「ボウリングをエアーガンにセットして撃ちますか」
クラリは冷静沈着にライルへと撃ちまくる
ライルはボコボコにされた
ライル
「俺の骨が折れている…こいつはやべぇな
何でお前は生きているんだ?
シャークといた時に元々死んでいた身体が元に戻って灰となったはずだぞ」
クラリ
「それはね、僕が死んでいるからだよ」
クラリはエアーガン乱射する
ライルは瓦礫を利用して足を滑らせてそのまま膝を思いっきり蹴りだして飛び出す
クラリ
「瓦礫からの反動を利用して逃げたか でも僕は君を殺す事にするよ」
ライルは装備を整えた
レジスタンスの剣を持っていた
クラリ
「君の剣はなまくら刀程度にしかならないよ
僕のは金属バッドにしようか あの時は武器として使用しなかったからね」
クラリは金属バッドを巨大にした
しかし重さは同じなのでクラリはフルスイングしまくる
クラリ
「それじゃ、いくか」
クラリはバッド片手に飛び出す
その隙間で、ライルの頭上に鉛が襲ってくる
ライルは目を閉じた
クラリ
「はは もう降参かな 甘い甘い 甘すぎるぞトランスレイド!
トランスレイドした者はこんなものじゃないはずだ!」
ライル
「あぁ そうだな だから俺は」
ライルは目を開けてそのままレジスタンスソードで鉛を真っ二つにした
他の鉛はライルの周りで落ちていた
ライル
「集中力を研ぎ覚ました」
クラリ
「覚ましたのか! さすがはファングニール国の住人だな」
ライル
「クラリ さっきは死ねと言ってすまなかった
けどな、俺はマリオネットにファングニール国の事を聞くまでは下がれねぇ」
ライルはそのままクラリへと攻撃する
クラリは金属バッドで応戦する
しかしライルは金属バッドだけを斬った
ライル
「クラリ もうお前は死者なのだろう」
クラリ
「なんで」
ライル
「マリオネットがいるのだろう」
マリオネットが顔を出した
クラリはそのまま灰と化した




