5話 感情の悪意と悪夢
クラリ
「あぁあつまんねぇなおい!」
感情が怒となったクラリ
クラリ
「てめぇどの面下げて喧嘩売ってんだこら!
殺んぞ!」
クラリは金属バッドを巨大サイズへと変えた
ライル
「クラリの能力はサイズ拡縮と重さと威力の強弱といった所だろ?
何故ならボールペンにはそんな威力は無いからな」
クラリは口笛を吹いた
クラリ
「よく分かったな
でも、んなもん分かった所で対策なんて無理無理」
クラリはBB弾マシンガンを上空へと繰り出した
その後に能力発動
上空に飛んでいたBB弾は錘として返ってくる
シャーク
「…おい…なに…やってんだお前…俺、敵じゃねぇか…」
ライルはシャークの上で防いでいた
クラリ
「は?何そのお涙頂戴 ふざけんなそんな気持ちにさせてたまるか」
クラリは上空に自らの体重を軽くして吹っ飛んでから
自らの体重を重くして錘に乗っかる
ライルはそれでも耐えた
シャーク
「やめろ…!もういいんだよ…!」
ライル
「よくねぇよ…!まだ…俺はまだあんたを知らねぇ…!
そんなまだ知らねぇ時で、てめぇみてぇな諦め悪い奴を
俺はほっとけねぇんだよ俺も同じ野郎だからよ!!」
ライルは馬鹿力でそれを退けた
クラリ
「なんだその身体能力
お前の力はどこから…まさかクインツ
今までトランスレイド能力知ってて
ライルをその能力にマッチングした鍛え方させてやがったのか…!」
だからこそ、向上し続けているのだ
クラリ
「伸びの速さが尋常じゃねぇな!
ここで片づけておく必要がある!」
ライルはそのままクラリに留めを刺そうとしたが
クラリは泣いた
そしてライルは止めた
それをクラリはにやりと笑った
クラリ
「おら死ね!!」
クラリはシャーペンの芯をいきなり巨大にさせる
自動的に刺せる寸法だ
ライル
「お前が死ね!」
ライルはクラリの考えを分かっていた
クラリは自分の身体が斬られた事に悲鳴を上げ続ける
クラリ
「嘘だろおい!僕は死ぬのか!
僕は…僕は…!」
シャーク
「感情マグニは…厄介なものだ
感情の悪意と悪夢に苛まれる
最も生きにくいマグニ者だ」
クラリは感情の衰退と共に溶けていく自分の身体を感じて涙する
クラリ
「子供の頃が一番幸せだった
だが、そんな幸せはマグニと共に失った
固執した感情がマグニ開花だったんだ
僕はあの子供のままいたかった
僕は感情が赴くままに行動していたい…」
そしてマグニがどこからへと消えていった
その姿は骨となっていた
シャーク
「100年前の子供だったらしいぜ
マグニ者はその能力自体で生き方そのものが変わってしまう
世の中、どんな能力が生誕するか分からねぇからよ
俺もレジスタンスの仲間になって同じ境遇を救いてぇ いいか?」
シャークとライルは握手した
ライル
「もちろんいいぜ!」
ミアナ
(私、マグニだったんだ…
私は死神マグニ…なの…?)




