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奇跡の胎動  作者: めい


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6-14


夕暮れが差し込む静かな住宅街。健太は緊張しながらも、美咲の手をぎゅっと握り、二人で美咲の母の家のドアを押した。


ドアが開くと、美咲の母は驚いたような表情を一瞬見せたが、すぐに落ち着きを取り戻し、静かに二人を迎え入れた。


リビングに通され、三人は向かい合って座る。


美咲が震える声で言った。

「母さん、私たち結婚を考えています。二人でしっかり話し合って決めました。」


健太も真剣に話す。

「美咲を大事にしたい。どんなことがあっても、彼女を守って支えていきたいと思っています。」


美咲もそっと言葉を重ねる。

「私も健太を守りたい。一緒に乗り越えていきたいと思っています。」


母は言葉を選びながら静かに口を開いた。


「そう……そういうことなのね」


「正直、すぐに納得できるわけじゃないの。これからいろんな困難が待っていると思うし、世間の目も厳しい。何より、美咲に辛い思いをしてほしくない。だから不安でいっぱいなの。」


母は深く息をつき、少し目を伏せる。


「でも、あなたたちが真剣に向き合っているのは伝わっている。だから、完全に認めるわけじゃないけれど、まずは話を聞くことにする。」


しばらく沈黙が続いた後、母は優しく二人を見つめて言った。


「これから先、きっと大変なこともあるでしょう。でも、美咲が傷つかないよう、あなたがしっかり守って欲しい。」


美咲はほっとしたように頷き、健太も胸の中で改めて彼女を大切にしようと決意を新たにした。


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