表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/28

第1章 受験生 和子(3)

 試験官の先生といくつかやりとりがあったあと、さきほどの在校生が、迎えに来てくれた。あたしはここでおしまい。そのまま帰宅することになった。


「和子さん、残念だったね。あたしたちも試験官だから、力になれることとなれないことがあった。このあと、校門を出るまでの短い仲だけど、思ったこととか愚痴とかあったら、あたしたちでよければ、なんでも言ってちょうだい」


「ごめんなさい....なのでしょうか。さっきお姉さんがものすごくスキンシップをとってきて....普段全然慣れてないから....、あたしだって、あそこを大きくしたいわけじゃないし、普段はおとなしくしてるんだけど....」


「うん、わかる。だから、こういう試験なの。あの程度で大きくなるんだったら、さすがにちょっと、って基準だって聞いてる。他の生徒や保護者の受容を考えても、その辺が一つの基準って考え方みたい。在校生として私も、そんなもんだと思っている」


「3日間の試験だって思って 私も張り切っておしゃれしてきたんですけど。...すごくくやしいです」


 思わず涙がでてきた。校門前で、思い切り泣いてしまった。

 試験官のお姉さんが優しく抱きしめてくれた....10秒だけ。


「私ができるのはこれだけ。じゃあ、気を付けて帰宅してください」


 校門を後にした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ