本当の想い
長いwでもいいっすよね?だって楽しいもの
今日は、朝早くに兄さんに起こされた。
守護者達の連絡係の一人である、鼬族のシロビちゃんが来て、師匠が呼んでいることを伝えたらしい。いやいや、目を開けて「シロビちゃんは?」と聞くと、「もう帰ったぞ」っと言われた、会いたかったなぁ・・・。
ふて寝していると、兄さんに前頭部をペロッと舐められる。
正直これは、苦手だ!こそばゆいと言うか、恥ずかしいと言うか、もっとして欲しいと言うか・・・。
物足りない気持ちで寝たまま兄さんを睨む。
兄さんは、ニヤニヤしながら巣の出口に向かい「ファルを叩き起こしに行くから、先に行ってるぞ。隣のお寝坊さん起こしておけよ?」っと言う。
一緒に行きたかったのに・・・こればかりは、仕方がない、正直な気持ちを素直に言えない自分が恨めしい。
しょうがないので、横で寝ていた地竜を起こして朝ごはんを食べる。
師匠はハクギの森の丘にいるらしいから、そう遠くない場所なので簡単に飯にする。地竜の大好きなリンゴをいくつか取って、食用草を集めて、それから、果物を何種類か母さんにもらう。
食用草だけ食べようと思っていたのに、母さんが「栄養取らないとダメよ」っと言って、色々渡された。
しょうがないので、何も言わずもらって食べ始める。母さんは、嬉しそうにみている。
準備を整えて家を出ようとしたら、狩りから帰ってきた父さんとすれ違う。
「ウォルから聞いたぞ、今から氷帝の所へ行くんだろ?」俺は、静かにうなずく
横で地竜が元気に「はい」っていう。かわいいやつだ。
父さんは「気を付けて行ってこい」っと言うので、再び静かにうなずき、歩き始める。
地竜「はい、行ってきます」って言って手を振っている。俺は一言「いくぞ」と言って地竜を急がせる。悪いが早く兄さんのもとに行きたいので・・・師匠にも会いたいし。
丘に着くと師匠が「早いな、卵が孵るまで、まだ少し時間があるから、ゆっくりしてろ」っと言う。
「はい」っと一言返事して、きょろきょろ辺りを見回していると師匠に「ウォルならまだだぞ?」っと言われた。
しまった!早く来すぎたか、しょうかない、地竜に魔法を教えて時間を潰すか。
しばらくすると、背中にファルを乗せた兄さんが来る。挨拶しに行きたいが、今は始めた地竜の勉強に集中する。
「体は水路だ、魔力は水、水のように魔力を使え!流れを感じろ」
地竜には、根気よく魔法を教えているが、なかなか進歩しない。なぜだろうか?教え方は、間違ってないはずなのに・・・
「兄貴疲れたよ、休もうよ?」地竜が弱音を吐いてる。魔力に余裕はあるはずだ。なんたって、魔力だけなら師匠と肩を並べられるくらいなんだから。
まぁ、本人が疲れたっと言っているんだし、せっかくなら兄さんのとこに行きたいから、休むことにした。
地竜「兄貴と雷尾さん、どっちが強いの?」
闇胡「は?俺に決まっているだろうが?」
しまった、つい見栄を張ってしまった。いつもそうだ。兄さんに負けたくない気持ちが口に出てしまう。
雷尾「いやいや、弟分に嘘は、いかんぞギルス?」
兄さんに煽られて、ついカッとなってしまった。俺そんなに頼りないのかな?
兄さんに俺の強さを証明するために勝負を吹っ掛けるが断られる。
風月「お前ら兄弟なんだから、もーちょい仲良く出来んのかい?」
出来るなら、そうしているっつーの!
俺は、さらに腹が立って兄さんに「アホ」っと言ってしまった。
だが、兄さんは手を出さない。
兄さんは優しすぎる。どんなに罵倒しても、喧嘩しても決して手は出さない。
クールで冷静でカッコよくて強い、そんな兄さんに憧れるが素直に言えない。
喧嘩をしていると師匠に呼ばれるが、少し気まずくて、喧嘩をやめられない。
地竜は、真っ先に向かったが途中でコケタ、ナイス!辞め時を見失っていたこの喧嘩をやめるきっかけができた。
俺は、兄さんから逃げるように地竜を起こしに行く。兄さんをチラッと見るとなぜか笑っている。地竜がコケタのがそんなに面白いのか?
地竜を起こして卵に向かおうとしたが、もう孵ってるみたいだ。
師匠の左目が青く光っている。あれが守護者の証か。
次は兄さんの番だな。その次は絶対俺の番だ!誰にも譲らないからな!俺は全力でギアに近づく。
師匠は、やれやれとあきれた顔をしているが気にするものか。
全員が守護者の証をもらうと、兄さんが早速木の下に行き昼寝を開始する。地竜とギアは、遊んでいるので、兄さんの近くに行って座る。
しばらくすると、師匠がユグドラさんのところに行くというので、うなずいた。
兄さんが「帰るぞ」っと言うから、俺は、「仕切るな!」と言う。
言われなくても、帰るしかないだろ。
風月は、いつの間にか居なくなっていたから、3人で帰る。
帰る途中で地竜が親父のことを聞く。俺は過去のことを思い出そうとするが、行方不明になった親父の顔が思い出せなくなっていることに酷く落ち込む。
あぁ俺は、天涯孤独か、そう思うと泣きそうになる。「これで俺も天涯孤独の身だよ」つい口が滑ってしまう。
雷尾「「バカかお前?」
「なんだと?」こんな時に煽るな!余計に悲しくなる!
雷尾「どこが「天涯孤独」だ!俺ら家族だろうが、頼れる親父に、甘えられる母さんに俺もいる!、弟分の地竜だっている。ギルスお前は、俺の大切な弟だ!」
はい?!何恥ずかしいことを言っているんだ?つい立ち止まって聞いてしまった。
悲しい気持ちが一気に消えたのに、なぜか余計に泣きそうになる。
誤魔化すように「兄貴面するな」っと言うがダメだ、声が震えている。
顔見られたくないから前に出て歩く。
俺の大切な弟だかぁ、ったく、これだから兄さんが大好きだ
グダグダ同じ部分繰り返してすまないっすw、でもまだ続くっすw




