誕生の立ち合い
まだ、こんなとこなのか?小説って疲れますねw
あれから、数年の月日が流れた。やつは、悪魔と血と魂の契約をして、魔獣化したらしい。配下には、自分の血を飲ませ魔獣化を図っている。
力が無理やりに増加するため、多くの者は、大きすぎる力に耐えられず、死に絶える中、何人か成功していると、火卯我が言う。
そこまでして、何が目的なんだ?わからない。
世界樹の種子を守っていた仲間を殺し、種を持ち出して・・・・・
種だけ持ち出しても成長しない。ユグドラの結界内にある世界樹の力が溶け込んだ湖がいる。なのになぜ?色々考えていたら、あいつらが喧嘩を始めた。
地竜「兄貴と雷尾さん、どっちが強いの?」
闇胡「は?俺に決まっているだろうが?」
雷尾「いやいや、弟分に嘘は、いかんぞギルス?」
闇胡「っはん、この場で決着つけるか?」
雷尾「今日は、竜王の目覚めの日だろ?そんな大事な日に弟を泣かせるわけには」
闇胡「兄貴面するな!」
風月「お前ら兄弟なんだから、もーちょい仲良く出来んのかい?」
闇胡「誰が、こんなアホと!」
雷尾「おい、誰がアホだと?」
闇胡「お前以外、誰がいる?」
雷尾「ほほー、てめー相当泣きたいらしいな!」
闇胡「やってみろよ!」
やれやれ、相変わらず騒がしい連中だ。注意しようと思っていたら「ピキッ」って音がした。世界樹の種子を守っていた魔力の殻が割れ始めた。
う、生まれる!俺は急いで連中に声をかけた。
氷帝「お前ら、卵が割れたぞ!急いでこっち来い!」
地竜「っあ、はーい!・・・いてっ」
風月「ははは、チリュウちゃん、草ってそんなに美味しいのかい?」
氷帝「風月、地竜をからかってないで、お前も来い、ウォル、ギル!」
雷尾「ガルルルル」
闇胡「ヴゥゥゥゥ」
氷帝「(っと、そんなことより、卵、卵・・・・!」
気づくと生まれていた。生命の誕生、立ち会ったのは、これで2回目だ。
バルト「ナル、ナル、聞いて!うちの嫁が妊娠したぞ!」
氷帝「・・・・・」
バルト「オスかな?メスかな?どっちだと思う?」
氷帝「・・・・・」
バルト「名前どうしようかな?ナルは、どんな名前がいい?」
氷帝「何でもいい」
バルト「何でもって、よくないだろ?大事な子供だぞ!真剣に考えてよ!」
氷帝「・・・・はぁー、バルト、この話何回目? 嬉しいのは分かったが、一日に10回は、嫁が妊娠したって言われても・・・・」
バルト「っえ?そんなに言っていたっけ?」
氷帝「ああ、ここ最近毎日な」
バルト「悪い悪い、つい嬉しくて、ガキみたいにはしゃいじゃってる。そーだ生まれるとき立ち会ってよな?絶対だぞ?」
氷帝「分かったって」
バルト「名前・・・・ナル、ナル、ナル・・・・ギウス?、そうだ!メスならナルア、オスならギルスにする!」
氷帝「嫁さんに相談しないで、勝手に決めるのか?」
バルト「いいよ、大親友のお前の名前に似せたいから!あいつもきっと気に入るよ!」
ギルスが生まれたときのバルトの慌てっぷりがいまだに笑える。
キリカ、お前の子供はすくすく育っているぞ・・・っと過去を思い出していると左目に温かい何かを感じる。
竜王様が俺の左目に手を添えて、マテリアルコアの力を流していた。これは竜王の加護と呼ばれるもので、信頼の証だ。適性もいるが、マテリアルコアをもらったものは聖獣化する。驚きつつも感動し、あふれそうになる涙をグッとこらえる。竜王様が俺を認めてくれたんだ!
そうだ、竜王様に何か名前を付けなきゃ不便かも知れない。俺がつけてもいいものなのか?信頼の証をもらったんだ、かまわないだろ?気に入らないなら、成長なさったときに変えればいい。俺はギア・イール、先代竜王イールの名を授けた。イールは、普通の竜族だが、ユグドラよりも前に四獣王の座にいた大先輩だった。残念ながら寿命で代替わりして、四獣王をやめた。
イール、ずっと真の竜王様に会いたいっと言っていたが、思いかなわずに・・・。
俺は、竜王ギア様に他の連中にもマテリアルコアを渡してもらえないか聞いてみた。思いが伝わったのか「ピッピー」と言って集まってきた者たちに渡してくれた。この場にいない者もいるが、また今度頼んでみよう。
そうしているうちに、日が暮れてきた。俺はギア様をユグドラのもとに連れていくことにした。ユグドラは戦えないが、あいつが張る結界は誰にも破れない。ユグドラと一緒にいれば、ギア様も安全だ!
俺は、みんなにそう告げて、ユグドラの元に向かった
まだまだ先がない、長すぎるwみんなよく500枚以上かけるなw




