正義の味方は沼地にいる
ペース上げていこう!頑張れ僕
亡霊の墓場と言う沼地に向かうことになったが・・・何なんだあの師弟は!俺を何だと思っているんだ!ウル坊は体に付いた血を洗うために川に飛び込んではその後「乾かしてくれ」とか言いやがって!ナルの野郎は魔力ガチガチの氷を「溶かせ」とかいうし!俺は便利屋じゃないんだぞ!文句を言いながら歩いてると沼地が遠くから見えた。相変わらず木や草が枯れていて、まさに墓場!って感じで不気味なとこだぜ。本当に亡霊出ないんだろうな?前に調べてみたが大した情報を得られなかった。ガセネタなのか?青い火の玉を見たってやつがいるが証拠がないし、クパルからもそんな話は聞かない。あいつよくこんなとこで生活できるな・・・用事済ませてさっさと帰ろ!
沼地の縁に着いたので早速クパルを呼んでみることにした。「ダーリン!アタシが来てやったわよ?」しばらく待つと、水の中から勢い良く奴が出てきた・・・この野郎、水かかったぞ!
水義「グァハハハ!久しいな火卯我よ!あれ?我らいつ番ったんだっけ?お帰りのキスするか?」
火卯我「冗談に決まってんだろ!気持ちわりぃこと言うな!」
水義「ッ何!嘘だと!貴様我輩に嘘を言いおったのか!正義の名のもとに成敗してやる!」
火卯我「うるさい!声量下げろ耳が壊れる!それと何でもかんでも信じるな!後顔近い!」
水義「ああ、すまぬ。それで大丈夫なのか?水が怖い貴様が水辺にいて」
火卯我「怖いんじゃなくて、濡れるのが嫌なの」
水義「そうなのか!?ナルギウスのやつ怖いとゆうておったぞ!」
火卯我「声量・・・もぉいいや。だから何でも信じるなって」
水義「すまぬ、で我輩に何かようなのか?」
火卯我「そうそう、ナルが用事あるってさ。知っていると思うが、ここ最近魔物の数が増えてる。一回集合して今後どうするか話し合うんじゃないか?」
水義「そうか、しかしあそこまで遠いぞ?我輩は水竜族なので陸移動が苦手だ!」
火卯我「混血種な、お前はクロコダイル族の母と水竜族の父との間の子だ」
水義「細かいぞ!体はクロコダイル族でも魂は水竜族だ!」
火卯我「だったらその魂で飛べばいいだろうが!」(うるさい・・・)
水義「そんなことできるのか!?どうやってやるんだ?」
火卯我「できるわけないだろうが!水路を行けよ!」
水義「なんだと!また噓をついたのか!」
火卯我「もおいい!伝えたから!俺はもう帰るぞ!」
水義「そうだ!火卯我よ、一つ頼まれてくれぬか?」
火卯我「なんだ?」
水義「西の川で変な水路が出来ておってな、そのせいで水量が減って進みづらいのだ。ナルギウスに氷で塞いでくれと伝えてくれ」
火卯我「俺は伝言係じゃない!自分で言えよ」
水義「それでも良いが、あの川がないと一月以上かかるぞ?」
火卯我「ったく、分かったよ。伝えればいいんだろ?」
水義「かたじけない」
火卯我「ああ、貸しにしておくよ」
水義「ああ、助かる。これで貸しがいくつだっけ?」
火卯我「ん?100くらいじゃね?」(嘘だけど)
水義「そんなにか!早く返さないとまずいか?」
火卯我「・・・いや、今度まとめて返してもらうからいいよ」(罪悪感に負けた)
水義「そ、そうか。すまぬな」
火卯我「いいって事よ・・・そいえばさ、ここで幽霊が出るって話しを聞いたが何か知らないか?」
水義「うーん知らぬな・・・たまにギルスが秘密の特訓とやらに来ているが、それくらいだな」
火卯我「う、うん、分かった、ありがとう・・・」(原因そいつか!?ビビらせやがって!)
水義「ん?」
火卯我「いや、何でもない。ほんじゃ行くな、またな」
水義「おう!またの」
「ドバーン」と勢い良く帰るクパル「水かかってるから!」と叫ぶと「すまぬ」と言われて水の中に沈みやがった。またナルのとこに戻るのか・・・面倒だ。




