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#9 仲間から思考へと

ラウルちゃん。年齢は10歳。黒髪をなびかせながら笑顔でこちらを見てくる。


「かわいい...ですか?」


「うん。可愛いよ。」


「やったー!」


嬉しがるラウルちゃん。実際の話、本当に可愛い。どうしてリアルとこんなに違うんだろうか。


「おにい...ちゃん?」


ラウルちゃんがそう呼ぶ。呼ばれたことは無かったのだが。


「だいすきー!!!」


ラウルちゃんはそう言って俺に抱きつく。シルフィはそっぽを向いた。


「シルフィも可愛いよ。」


ダメ元で言ってみたが可愛いのは事実だ。


「本当!?」


意外とちょろかった。


「んでシルフィ。次はどうするんだ?」


「そうね。そう言えばラウルちゃんをパーティに加えてなかったね。」


確かに言われてみればそうだった。早速三人で手を繋いだ。これでパーティは三人だ。


「着々と仲間は増えてきたな。」


「そうだね。」


しかし三人とも次に何をするか悩み続けていた。


「どうしようか...」


「あぁ...」


この悩みは実に何十分以上も続いていた。

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